呪縛栄光だと思っていたものは幻想と期待に過ぎなかったようで 現実を目の当たりにした今となっては 愚かだった自分を映した鏡でしかない あの頃が詰まったアルバムも 手元に在りさえすれ開くことはなく このまま埃を被り 一つの景色と化していくことに 悲哀と安堵を覚える もう一度手にとってみようと思っても 今新しくそこから手に入れられるものは 希望なのか相変わらずの失望なのか見当もつかないから 意気地無しと自分を罵るだけで終わりにする 他人に助けを求めてはいないし 自分以外に自分を救える人間はいないのだけれど 一つだけ言えることは 既に周りは自分を許しているということで 自分で自分という呪縛に とり憑かれただけなのだろうか? ジャンル別一覧
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