カテゴリ:カテゴリ未分類
ならし保育から数えて5日目。美華子が初めて泣かずに登園した。
保育士さんに抱っこされながら、かんきに「バイバイ」と手を振る。 その日のかんきの目ににじんだ涙の量は、今までよりも多かった。 これから先何年も、こんな風に美華子を送り出しては迎えるという人生が始まったかと思うと、感慨深い。 同じ日、園長先生が、 「登園の時、美華ちゃんが車の中からわたしを見つけて手を振ってくれたのが、とても嬉しかった」 と何度も何度も仰って下さった。 すると、それまで感じていた園に対する不信感が、すっと消えた。 保育園の教育方針に対し、こどもを預ける親として疑問や不満が多々ある。 それらは「意見書」として提出し、園からは誠意ある回答も頂いてはいた。しかしどこか釈然としなかったのだ。 それが、この日の園長先生の言葉と態度で安心感に代わった。 お迎えに行くと、美華子はやはりかんきにしがみついて離れないけれど、お友達や先生に「バイバイ」する余裕は出てきた。 慣れてくれるのはとても嬉しいけれど、帰る時はアンパンマンの絵本を先生に返そうね! ●表情も引き締まってきたでしょ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|