かんきがママになっちゃった！

保育園帰りに、皮膚科に寄った。
最近、みかこの口の周りに赤い発疹ができて、気になる。
塗り薬をもらい帰宅途中の車の中、みかこがベビーシートに寄りかかりぐったりしている。

家に帰り、熱を測ると３８.５度！？
うひゃ～、こりゃ小児科に行くべきだった。
かかりつけ医に電話をするも、受付時間は過ぎている。
救急センターに行くには、１時間早いし。
は～～。

今から外に連れ出すのには抵抗があるし、冷蔵庫に解熱剤がある。
よ～し、自宅で様子を見よう。
幸い、食欲と元気はあるし。

夜中３９.６度まで上がったものの、何とか夜は明けた。
熱で辛いはずなのにかんきが顔を覗き込むと、いつものようににっこり笑ってくれる。
そのけなげさに、涙が止まらないよ。

どちらかが病気になるとしたら、かんきよりみかこが、と常に思っていた。
ふたりで暮らしているから、かんきが病気になってしまったら、みかこのお世話をする人がいない。
でも、わが子の病気はやはり代わってあげたい。
「お母さんに移して、元気になりなさい」
抱きしめて、何度も繰り返す。

朝一で病院へ行き、今は薬で深い眠りについている。
心配した浜ちゃんからは何度も連絡があるけれど、風邪の季節が終わるまで、あなたは帰宅禁止っ！！