2004/11/08(月)11:34
被災地との温度差
昨日、しばらく行って無かった京都府の北、丹後地方に新しい葬祭会館等を見に行ってきました。
台風23号で被害を受けられた地域と隣接し、有名な天の橋立の松も沢山倒れていました。
隣の豊岡市や出石町ではまだまだ大変な状況だそうですが、このエリアではしっかりと回復され、のどかな天気に恵まれて海ではサーフィンを楽しむ若者達。
カニの解禁に伴い活気を見せる温泉宿や民宿。
阪神大震災の時に大阪へ出てきた時(本人は神戸出身者)に大阪市内ではバーゲンで賑い若者達の歓声が響いていた。テレビでは神戸の惨状が写し出されているのに。非常に違和感を感じたことを思いだしました。
災害に遭遇した地域と遭遇しなかった地域の大きな大きな温度差。葬儀もその当事者になった人とそうでない人の温度差。
すべてが人事で片付けられる今の日本。
すべてがテレビジョンのワイドショウと化している。いつになったら災害時に素早く政府が動き、そして近隣のすべての人々が助け合える日が来るのでしょうね。