冠婚・葬祭・森羅・万象

2005/01/13(木)22:47

地域とのコミュニケーション

今日の気付き(232)

1月7日と12日に北陸、信州と相次いで葬祭会館のオープンがありました。北陸のオープン記念式では地元の自治会の皆様が沢山訪れ、皆様が「よくぞ地元に葬祭会館を造ってくれた」と感謝の言葉を施主にしていました。いままで数多くオープンのお手伝いをしてきましたが、これほど総ての人々が感謝の意を表されるのはめずらしいことです。その施主の会社は地元で100年を超える会社。開発する土地の取得でも地元の説明会でも皆様が積極的に協力を申し出、すばらしい会館がオープンできました。100年間、地元の皆様のお世話を裏切る事無く続けてこられた結果だと思います。素晴らしい一日でした。 昨日のオープンも素晴らしいものでした。若い施主が天候を見極め、遠方からの参加者のために、大型バスを用意。幹線の駅まで送っていただいたのです。他にもいろいろありました。つねに新しい事にチャレンジをしておられる施主ですが、その裏ではひじょうに細かい気配りをされている方でした。 地元密着といいますが、長い年月積み上げた信用に勝るものはありません。信用とはお客さまを裏切らない、正直な事が一番かと思います。葬祭会館の建設にはいろいろな障害があります。その一番が建設予定地周辺での建設反対運動です。数多くの建設に携わってまいりましたが、今回程地元の応援があった所は数える程です。そのほとんどが長年に渡り地元でしっかりと根を張っておられる企業でした。「地元とのコミュニケーションを大切に」を再認識した二日間でした。

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