冠婚・葬祭・森羅・万象

2005/03/22(火)15:27

備えあれば

コミュニケーション(26)

とても気持ちのいい連休でした。私は3県を廻ってって葬祭会館の活性化フォローアップです。  長野から岐阜の移動では積雪があり凍結した真っ白な峠道を走りました。 空は一面の青空、周りは真っ白。最高の天気。連休中でもあり観光客の車が右往左往。スタッドレスタイヤやチェーンを持っていない人々は散々な日だったでしょう。 備えあれば憂いなし。 事業も同じです。 葬儀の受注はおおかた電話がかかってくるのを待っています。電話をかけて頂くために広告宣伝や営業活動をいろいろいたします。 忙しい季節もあります。そんな時にこそ営業活動を積極的にしていただくのですが、「待って、仕事をして、待って、仕事をする」というサイクルになれた業界人にはなかなか積極的に営業にでることや、宣伝広報活動をすることに理解が得られません。 で、私達が活性化のお手伝いをする事になると、山ほどの愚痴が出てきます。 良い方向に向かうための「良いグチ」と進歩を妨げる「悪いグチ」 私の仕事はまず、良いグチを聞き出す事です。一緒になってグチり?ながら問題を探ります。経営者とスタッフの大きな隔たりがここで現れてきます。 その後、どうすればその問題が解決できるかを、グチったスタッフ達と考えるのですが、そこでスタッフの意識レベルの高低が判ります。 とにかく待遇のみを訴える人は、どのように改善されてもまた同じ問題を訴えます。義務と権利のバランスが判らない人が多くなっています。 そのような人の割合が多いと 活性かプロジェクト が動き出すのに大変なんなエネルギーが必要になります。 多くの経営者は社員想いで、社員のことを悪く言う経営者はいません。 しかしスタッフは経営者の事を悪く言う事が多いですね。 経営者とスタッフの垣根を取り払い、同じ目標、夢に向かって協力して進んで行く状況ができれば、素晴らしい会社に生まれ変わります。 つねに会社の進む道を示す事ができ、将来像を語る事ができる経営者が必要なのですが、葬祭業界には少ないですね。そのような経営者の経営する葬祭会社は大きく伸びています。 地域密着で老舗でそのまんまマーケットの拡大とともに大きくなった会社は。基盤が脆弱で、競合他社が同エリアに進出してくると、あっと言う間に、シェアを取られてしまいます。 葬祭会館という大きな投資をした後だと、大変な結果が待っています。 常に前向きに、 そして地域の人々とのコミュニケーションをとり、 スタッフには会社のあるべき姿や将来像を示し、 つねに夢を語り合い、 葬儀という仕事に誇りを持つ。 そんな常日頃の備えがあれば、 競合他社が出てきても全くびくともせずに、地域の皆様とともに繁栄できます。 地域の皆様に感謝される、葬祭会館建設に協力して頂ける、そんな業界に早くほしいものです。 葬祭会館プロジェクトのページへ アルファ・ネット  コンサルティング

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