2006/06/01(木)10:23
葬祭会館が変わる
葬祭会館が変わる。
と言ったところでなにが?ですよね。
まず、規模。
豪華絢爛、どうだいいだろー!まいったか!的葬祭会館は少なくなってきた。
まだ地方都市へ行くと会葬者が多いとのことで 大規模大商圏集客型会館がありますが。
都市部では2007年問題ではありませんが、将来を考え小さく小さくなっています。
団塊の世代が大量退職することで、会社関係の会葬者が減少してしまいます。
あとは全国で盛んな 火葬場の新築。そのほとんどが葬祭場を併設しています。
そしてその葬祭場には立派な祭壇も設置されています。
どこで葬祭業者の方々は料金をいただくのだろうかと心配になってきます。
大きな投資を伴う大型斎条。投資回収するには沢山の年月と高額な営業成績が必要になってきます。
葬祭会館乱立まではいきませんが 競争力がどんどん必要になってきます。
戦争ではありませんが 戦艦大和より機動力にとんだ駆逐艦や戦闘機が必要になてくるのです。
先日お伺いした若い経営者とともに新しい形態を模索していき、新しいモデルができればと考えています。明日お伺いする経営者も新しい経営形態の葬祭会館を計画されています。
駅前の一等地。きっと近隣から支持を得られる会館になるようにデザイナーと気合を入れてお手伝いしています。
コンパクトでかつ使いが手がよくコンセプトのしっかりとした葬祭会館が求められる時代です。
ビジネスストーリーが必要なように葬祭にもその故人を弔うストーリーが必要になっています。
差別化のひとつ。
考えてみませんか?