2007/06/02(土)08:05
しつけ
身体が美しいと書いて躾とする。
今朝のホテル朝食会場、有名な温泉宿だから家族連れも多い。
同じような幼い子供を持つ別々な家族二態。
ひとつの家族はバイキングを取る時に 「食べられる分だけ取りなさい」と。
もいひとつの家族
好きなものなんでも取って いいのよ。嫌なら残せばいいし。と子供に教えている。
おとおさんは係りの人に横柄な態度。
当然ひとつの家族は静かにニコニコしながら食べている。小さな子も。
携帯電話が着信したのだろう お父さんが ごめんごめんね といいながら席を離れ外へ。
もうひとつの家族
携帯メールをしながらみなバラバラ。
お父様は大きな声で 取りに行った食材をこぼしても あ~あと言うだけで 知らん顔。 食べ散らかしてかつまだ取りに行く。
両家族の幼稚園に行く前と思われる子供の振る舞いも 想像の通り。
躾は社会がするものではなく 家族がするもの。
躾がなってない人達に立ち居振る舞いや サービス業の心構えを話ても なかなか理解してもらえないのだろう。
若い社会人達の言葉遣いや行動に?をする人達が多いが 悪気無く彼等彼女達は 普通に間違われた環境で育ったと 思えば まあ仕方ないのかな?とも思われる。
美しい国 日本
立ち居振る舞いが美しい 敬語のある国
守らなければならない国民性が 失われて行く失望感と
若い家族のきっちりした 躾と振る舞いにまだまだ大丈夫なんだとの安堵感の 入り交じった北陸の朝だった。