かんじ親爺のFF日記

2006/08/24(木)14:07

越後と上野の渓 (2)

フライ日記(248)

Uダムサイトで野宿の予定だったが、近付くに従い大雨で引き返す。関越道、越後川口SAで何十年ぶりの酒抜き夕食。疲れたのか車の中で眠ってしまった。(7時半頃と思う)暑さと痒みで目覚める。(10時近く)窓を開けていたため虫が入り込んだのだ。アブ払い用のゴキジェットを車内に噴射。涼みながら「そうだ明日は群馬のT川にしよう」とこの時にきめた。ならば、谷川Pの方が標高があり涼しいと思い55キロ先の谷川Pで就寝。朝6時前、暴睡から目覚める。用足しして出発。沼田インター近くのコンビにで朝食、ビール3本とお稲荷、飲み物を買ってF滝前に着いたのが7時を回っていた。予定としては、ここから徒歩30分で川原、:30分でO沢の出合いここでキノコ採り:30分で?の滝:10分で大高巻きのある小沢:20分高巻いて渓。そして、本格的に3時まで釣り上がる。3時になったら引き返す。こんな予定だった。 さて、川原までの途中バッタがやけに多い。(新潟もそうだった) 眼下に見える渓はいつもと変わらない水量だ。 今日はグリンのキラキラカデスを結んで川原に降り立った。(見様によってはバッタにもカメムシにも見えて良いかも)なんて思った。水量は幾分多いが予定通りO沢出合いまで来て、ヌメリスギタケを探すが一本も無かった。時期が早すぎたのか何にも生えていなかった。 ここから大場所を重点的に絞って釣り始めたが無反応。グリンじゃ駄目かと思い始めた頃、20サイズのイワナ。オオ!いけるじゃないですか。が、また無反応が続き?滝が見えてきた。もう10時半過ぎ。このポイントをやって出なければフライを変えよう、そんな思いでプレゼント。 コポ!キタ!流れの中を上ったり下ったりかなりの抵抗だったが、ネットで御用。 尾鰭の綺麗に張ったメス岩魚(24サイズ)テペットを巻きつけて逃げようと思ったのか傷が付いてしまった。 木下の流れの緩い小さなポイントから来ました。 さて、大高巻きまであと少し。手前に大きな落ち込みがある、(右上木立の向こう)そこでニンフに換えよう。(以前、アカさんが泣き尺を筆頭に5本の岩魚をかけたポイント) でも、なんだか雲行きが怪しい。左上の直角の岩付近、ここに小沢が一本。その奥が大高巻きだが、小沢に着いた頃から雷、そして大粒の雨が降り出した。(11時前)とりあえずカッパを着込んで待機。バシャバシャ物凄い雨だ。時折ゴロゴロ、バーンと落雷の音。これでは高巻きは無理だし、引き返えして川原に出るのは危険だ。30分程待ったが止みそうに無い。小沢は茶色の流れに変わっている。今この小沢を上り、途中から左の尾根を目指して登れば樵道に出られる。「よし決めた!」「帰ろう!」 30分程、急な小沢を登り休憩。息はアガリ、汗と雨でビショビショだ。もうカッパは役にたたずリュックに仕舞込んだ。ここから左斜面、木々を掴みながら這い上がるように登る。幾らも登らないうちに右スパイクのチエンが切れてしまった。「肝心な時になんてこった」腹立たしく思った。でも左だけも何とかずり落ちるの防いでくれた。 やっと目印のある樵道に出て一安心。そして大休止。冷えたビールとタバコの美味いこと美味いこと。(リュックには小さなスチロール箱にコンビにで買ったビールと凍ったポカリを入れてある) 後20分程尾根伝いに登ればゲートに着く。そして、この頃から雨はやみ晴れてきた。 12時45分やっとゲートに着いた。ここでお昼。ここから車まで、花の写真を撮りながら2時間ゆっくり歩いた。なんだか疲れた~。 こうして、雷と雨の越後、上野の釣りの旅は終わった。 ブログランキングに参加してます。ポチョっとクリックお願い致します。 http://blog.with2.net/link.php?274971 ご協力有難う御座いました。   

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