大物をバラシ、雨も降って来たので後を追ってきた4人の釣り人に任せて私は森の中に入った。
この時期にどんなキノコが出ているか興味があったからです。
でも、小さな訳の解らないキノコばかりで他にめぼしいキノコは見当たらずでした。
9月頃なら色んな食べられるキノコが出て楽しめるのにね。
以前、マツオウジの出ていた唐松の倒木も見に行ったのですが、これも出ていなく引き返した。
森が終り、登山道近くにやや大型のキノコ発見!行ってみたらオオシャグマタケと言う毒キノコでした。
私のアルバムには、このキノコが入っていないので記念写真です。
登山道、最初のピークは厳しい。
なんせウェイダーシューズの底は擦り切れツルンツルン、しかも土は赤土泥んこ状態で直ぐに息が上がってしまった。
「腹減ったな~」 木につかまりながら独り言。
スポーツドリンクは後僅か、一口飲んでヨッコラショ、ヨコラショと登り始めピークの終り際にヤマイグチの老菌を見つけた。
「まったくきの早いキノコだな~」っとこれも画像収めたのですが、得意のピンボケ。
鉱石採取場後?で小休止。ダンダン雨が強くなってきた。
でも、ここからはトロッコの軌道跡が続き至って平凡な道のりが続く、途中にはヌメリスギタケモドキが出るヤナギの木がある。
楽しみにしながら行ったのですが、生えていなかった。
その代わりにユウレイタケがアッチコッチに出ていた。
本当の名前はギンリョウソウと言います。キノコではなく葉緑素を持たないイチヤクソウの仲間だそうです。
そして、スイショウダケとも言われているそうです。
この辺りにピッタリの名前ですね。
途中は熊が出そうなところが数箇所あり、笛を吹いたりヘタクソな演歌を大声で歌いながら歩いた。
トロッコのボロボロ軌道跡が切れたところからが第2ピークの始まり。
ここで一休み、雨は降り続く。
「さあ~もう一息だ」と言い聞かせ登り始めたが、また直ぐに息切れ。
右足がつってきたので、少ないスポーツドリンクを一口飲んで辺りを見回すと、5メートルくらい上にある白樺の倒木にシイタケ?ウンナ馬鹿な?リュックを下ろして見に行ってみたら、アンパンみたいなカンバタケ(不食)でした。(鹿が食べたのかな?)
生命力が強いのですね、脇から膨らんでいる。
汗やら雨か解らないほどにカッパの下はグショグショになりながら林道にたどり着いた。
その頃は1段と雨が強く降ってきてアスファルトの路面は川の様になっていた。
あの4人は大丈夫かな?なんて心配してしまうほどだった。
さて、ここから下って直ぐに2沢。
ここにはヌメリスギタケモドキが生える場所がある。
近づくと木の上の方、手の届かないに所に径20センチはありそうなのが見える。
更に近づくと、アルワ、アルワ、ピョコピュコ出ている。
若く新鮮なのを選んで20本ほど採取。これでコンビニ袋はズッシリと重くなった。
これを味噌汁やスパゲッテーの具にしたら良い出汁が出て旨いのだ。
雨の音と私の足音しか聞こえないアスファルトの林道を「ワタシハイツモ~フジサンニイイッテ~ジゴボウバカリ、ミツケテ、イタケレド~タダコンドハ、マツ~タケ~、ミツケテミタイネ、コトシコソ~」 替え歌を歌いながら車に戻りました。
お握りを頬張りながらスイッチオン。
オオシャグマタケの記事は後ほど「きのこ狩関東周辺」で掲載します。
そうそう、この記事は2度も書き上げましがエラーで駄目。
赤のエラー部分がないのです。
腕組みして画面とニラメッコ。
見つけました。ツカムを漢字で入れていたためでした。
それでは。