かんじ親爺のＦＦ日記

[フライ不思議な事、怖かった事] カテゴリの記事

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  丸竹ロッド製作８

  昨は、ほろ酔いで竹の火炙り。暫く炙っていると....。目の錯覚？？？？節と節の間が膨らんでくる？？？様な？？？。「ヤバイ！節に穴を開けるのを忘れてた。これ以上やったらパーンと破裂してしまう」と言った訳で中止。穂先のヤスリかけにした。（大分進んだ）さて元に戻って、今朝。園芸用の針金にビニールを被せてある針金?　　変だね何と言うのかな？それをトンカチで叩いて、ヤスリで削って真っ赤になるまで火で炙って水に入れてジュウ！コレで、節抜き？の出来上がり。（5分もかからない）被せてあるビニールを剥がして、ドリルにかけてギュルン、ギュルン。ほら抜けた。後はカスをトントンと叩いて出してＯＫ。コレで破裂せずにすむ。　また今晩、火炙りをしよう。それでは。

  2014.12.08

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  イワナの事、マイタケの事

  前回はイワナのストマックにカメムシがウジャウジャと記載しましたが、今度はハリガネムシが一杯のお話です。Kさんがまだ初心者の頃、長野のT川に連れて行きました。こおいった所にプレゼントすると良いよと見本を見せたところ、いきなりバシャ！と尺越えのイワナがヒット！お腹パンパンのイワナでしたので、スポイトで吸引したのですが何も出てこなかった。（こおいった時は持ち帰って調べます）家に帰って胃袋を開くと？？ナンダコリャ？？？釣り糸か？？？？？。見ていたら僅かに動く、暫くすると殆どのが動き始めました。ナナナナンンダコリャ～？？？？？気持ち悪い～。といった訳で食べずに処分しました。何年かしての群馬、T川のイワナの時もそうでした。それはさておいてと、この気持ち悪いハリガネムシ。カマキリやバッタなどに寄生するそうですね。寄生されたカマキリやバッタは水辺まで誘導されるそうです。水中（川の中）で生まれたハリガネムシの卵は他の餌と一緒にカゲロウなどに飲み込まれ、カゲロウは腹にハリガネムシを宿したまま羽化してしまいます。それを知らずにカマキリはカゲロウを食べてしまうのです。 ...だそうです。とすると、そのカマキリをイワナが食べた？イヤ、そうでなくてカゲロウを食べたイワナに宿った。いやそうでなくて、水中にいるハリガネムシを直接イワナが食べた。どうなんでしょうね？そうそう、ハリガネムシで検索して動画を見てみました。やはり気持ち悪かった。勇気のある方は検索して。ご覧になってみてはいかがでしょうか？但し、食事前にはどうかと思います。話は違います。今朝、原木に水あげに行ったところマイタケが発生していました。バケツの中で栽培してるから、バケツマイタケとでも言いましょうか？昨年に続き２度目です。今度は触らないから、上手く育つと思います。それでは。        

  2009.09.27

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  こんな事って有りませんか？

  今日は鳥の話題と思ったのですが、開設１００１目なので、カテゴリー：フライで不思議な事にしました。（別にドーッテ事ない事なんですが.....）釣り上がって行きながら、岩の上に登ると足元にイワナ、ヤマメが定位している姿が見える。ソ～ット後ずさりして、シメシメと思いながら魚影の３～５０センチ前にプレゼント。上手く流に入って「クルッ、コイ！」で　、ここでバシャ！と来るはずなんですが....。見向きもせず、まったく無視された。クッソーと思いながら再びプレゼント～。若干、風の影響でフライが押し戻され（或いはキャストミス）て魚の尾鰭付近に着水。と同時に魚が反転してフライを咥えた。今までにこんな感じで釣れちゃった事が、何度か有りましたが皆さんはどうでしょう？もう一つは、小さな落ち込み脇でライズ発見！小型のヤマメが数匹見える。暫く様子を見ていると、流芯寄りでデカイ奴がライズ！流芯の両脇は瀬になっていて、右の、つまり私のいる方の瀬で小さいのが盛んにライズを繰り返している。一発勝負と思い、ダイレクトに流芯脇目掛けて斜めにプレゼント。あせったせいか、水面を叩いてしまった。当然小さいのは逃げるはずなのだが、逃げない。ロールキャストでもう一度と思い、ラインが足元寄りまできてからピックアップ。と同時に若干水面が割れてしまった。すると、小さいのはゆっくり流芯に逃げ込んだ。暫く待つとまた瀬に出てきてライズが始まった。流芯脇のデカイのもビチャ！とライズ。ヨシヨシと思い、そこにプレゼントするも反応なし。クソーと思いヤケクソ気味に強めにピックアップしてしまった。手前にいた小さいヤマメ達は一斉バラバラに逃げた。　　強めにピックアップしてしまったら？ッと！こんな事がありました。　　皆さんはいかがですか～？それでは。 失敗しないようにヤマメの親子をクリックお願い致します。有難う御座いました。

  2008.06.06

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  キノコの目があるなら魚の目もある？

  ４～５日前の６時半頃、ＴＶのニュース特集？で毒キノコについてホンダラカンダラというのをやっていました。私は仕事が終わって、ビール片手にスッポンポンで風呂に入る直前でした。キノコ博士の言っていることがチョット耳に入りました。「キノコの目を持っている人と、いない人がいます...」その後が聞きたかったのですが、いかんせんスッポンポン。いくら夫婦の仲でもね。で、湯船に浸かりながら思ったのです。小学校の頃は、キノコ採りに父親と近所のおじさんに連れられてよく行きました。何でもキノコを見つけるのが早いそうで、役にたったようでした。実際は目で見るのでなくて、あそこ.....に.....。かんか、予感？がするのです。今日でもです、これホントなんですよ。でも、宝クジとかお金に関するのは全然駄目です。失くしたり、盗まれた事は有っても、お金を拾ったり、宝くじが当たったりしたためしは今までありません。チョットそれましたが、ヤマメやイワナ釣りに行っても以前は良く解りました。釣り友と行っても、「あそこに魚がいるよ」と何にも見えないのに良く言って釣った事が沢山ありました。最近は耄碌したためか、ここ数年まったく駄目です。でも、キノコの目がある人がいるのなら、魚の目がある人もいて不思議ではなのでしょうか？そうです、釣りバカ、いや釣りキチは皆さんサカナノメを持っているのではないでしょうか？テナコト、思いながらオカアチャヤンそして倅達のいない静かな秋の夜を、酒を肴にキーボードを打っています。「失礼致しました」ブログランキングに参加しております。ポチッとクリック宜しくお願い致します。皆様のお蔭で現在２０位です。　　ご協力感謝いたしております。有難うございました。 

  2006.09.28

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  フライ不思議な事、怖かった事（１２）

  チョットだけ怖かった事....。反省当時フライを始めて間も無いＫさんを誘って、福島県Ｔ川に行った。Ｏ川に注ぐ川です。ダム下ではイワナがそこそこに釣れ、下ってドライブイン下ではライズニングでイワナ、ヤマメが飽きない程度に釣れた。しかしここも飽きたので、もうちょっと下流の支流、Ｓ沢に行ってみた。私も初めて入る渓だった。国道から林道に入ると（熊に注意）の看板。Ｋさんに見せないように、気を反対側にそらせ通過。（こうゆうの大嫌いなＫさんです）小さな橋の袂に廃屋が有ったので、そこに車を置き入渓。透明過ぎるほど澄み切った流れだ。川底も白い。こおいった川は黒っぽい所や日陰をせめよう、なんて言いながら交互に前進。しかし、二人共まったくの無反応が続く。やがて、彼がボサか何かに引っ掛けてしまったので、私が先行してチョット進むとガシャ、ドコドコと妙な音が聞こえた。ヤバイと思いながらも進むと古ぼけた小堰堤が見えてきた。しかも、払い出しの砂地にははっきりとした熊の足跡。直ぐ上の岩肌にも濡れた大きな足跡が続く。「コリャいかん！」「まだ近くにいる」と思い、「Ｋさ～ん、この川は魚がいないから上がりましょう～！」と大声で連絡。Ｋさんが来るのを待って、堰堤横から林道に出て歩き始めると、左側が小さな崖崩れの跡。斜面には、今穿り返したばかりの跡。しかも、長く描いた爪跡もくっきり残っていた。そして傍には食べかけの白い山独活があった。穿った所を良く見ると、まだ白い山独活が７～８本生えていた。丁度良い太さだ。「これはイタダキ」（この時、Ｋさん無言のまま足早に車に向かって行ってしまった）　５本頂いて、その中の１本を少しかじってみた。甘くて水々しく上品な味だ、旨い！苦味、エグミなどまったくない、「旨～い！何も付けなくても旨～い！こんな美味しい山独活は初めてだ～！」ポリポリ齧りながら車まで戻った。Ｋさんはウェイダーを脱いでいた。暫く無言状態が続き、彼が話しかけてきたのは、日も沈みかけた日光方面へ通じる国道に出たころだった。「僕...ああいう所嫌いなんです...。」　　　物凄く反省いたしました。（Ｋさんごめんなさい）ブログランキングに参加中です、ボチッと御協力お願い致します。http://blog.with2.net/link.php?274971　　御協力有難うございました。    

  2006.05.13

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  フライ不思議な事、怖かった事（１１）

  先週、月曜日。アカさんと群馬、Ｈ川の帰り、Ｏ町外れ交差点を過ぎても二人は無言のままだった。私もこの記事を書くのをためらっていたのですが、チョット一筆書きます。アホカ～と笑わないで下さい。信じる人のみです。日記を解くと、平成１４年６月１０日　新潟県能川にＮ師匠と夜中12時出発：5時着なんとか温泉上流の越橋より、上下二手に分かれ入渓。思いっきりのロングキャストで攻めたが二人ともまったく駄目。立て看板には川虫採取禁止。数年前の洪水の影響で川虫が育たないのだろうか？協議の結果、妙高高原脇を流れる川へ行ったがここもまったく駄目。再び協議の結果、私のトッテオキの川へ行く事にした。だが、この川まで高速だけでおよそ１５０ｷﾛ。2時間から3時間はかかる。ボウズよりましだとばかりにドライブ。助手席で缶ビール４本開けた私はすっかりいい気分。村落の集会所下に12時近くについた。ここから交互にキャスト開始。Ｎ師匠はコンスタントにアマゴを掛けてすっかり良い気分。ここは良いの連発だった。気が付けばもう暗くなりかけていた。６時半終了。真っ暗になった林道を二人で歩いていると...？ポト...?ポト？..？ボト？ナにかが？ボト？チョット歩いてまた始まる。何だろう？ペンライトの明かりでは解らなかったが、今度は私の鼻ずらをかすめて何かが落ちた。一瞬ドキッとしたが、これだ！正体は山ゼミだった。またトボトボと歩いていると、暗闇の前方から白いボーっとしたのがだんだん近付いてくる。白いブラウスに白のロングスカートの女性？だった。うつむいたまま足音も無く、スーっと過ぎ去った。二人共挨拶も出来ず、暫く無言状態で呪縛にかかったようだった。どちらとも無く「今の人は....」「ゆう...?」「ウンナ馬鹿な」「でも、この上は廃村があるだけで人家なんて無いど～」　後は二人共、無言で車まで戻った。そんな日記に記した話を、去年５月１７日アカさんと行った群馬、Ｈ川の帰りに話した。ちょうど赤城山の中腹は大粒の雨とガスで視界が悪く、何が出てきても可笑しくない状態だった。お互いに怖かった話しなどしながら、中腹を抜け町外れの交差点に差しかかった時は、いつしか雨も上がっていた。赤信号なので止まっていると、あの林道で見たような白いロングスカートの人が一人立っている。町外れの暗がりの交差点で白いブラウスに白のロングスカートの女性が一人うつむいて立っている。　　そして、青信号になる、ほんの一瞬で消えた。そう消えたのです。消えてしまったのです...。ブログランキングに参加中です、ポチョライズの様にクリックお願い致します。http://blog.with2.net/link.php?274971　　有難う御座いました。         

  2006.05.09

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  過去の不思議、怖かった事（１０）

  海と川を行き来するヤマメ。１０数年前の事です。新潟県のとある風光明媚な海岸に小さな綺麗な川が流れ込み、そこの岩礁にはイワガキが一杯着いていました。チョットもぐって鮑、サザエ、蛸など獲ってお昼のバーべキュウ、河口の小川にはビールやジュース、西瓜も冷やしてあります。（この写真は昨年８月です）ジュースを取りにいった次男が「パパァお魚がいっぱいいるよ～」「ドレドレ」と見に行くと、「本当だ！」「やや」「ヤマメだ！」海まで２０ｍ歩かないか位のところに小さいヤマメが群れている。「でも、こんな所にいるのかな？」直ぐに疑問が解けた。３０ｍ程上流の葦の脇でヤマメのライズ！もう、居ても足ってもいられなくなり、１時間程時間をくれと妻に言い聞かせて仕度した。さっきのライズの所にフライを落すと一発で来た。２５ｻｲｽﾞだ。が？なんか手の触感が気持ち悪い。ヌメ～ッとして妙に柔らかいのだ。直ぐにボサ、それを屈んで進む。＃１ロッドでも長く感じる。そしてチョット開けたところに落すと必ず同サイズがヒットした。４５分の間に１０匹程かけ３匹持ちかえり、塩焼きにした。３匹とも身がしまり鮭のようにピンクで旨かった。その事を民宿の親爺さん（漁師）に話すと、「あんなの旨くねえべな」「雨の後は網にイッペ～掛かってジャマでな～」良く聞くと、雨が降ると海に来て晴れると川に戻るそうです？（そんな事聞いたこと無いです）でもこの辺りはそうなのだそうです。写真は去年の民宿の夕食です。鯛の塩焼き、ズワイガニ、煮サザエ、刺身（カンパチ、キス、イカ、アマエビ）大鮑の刺身（サービス）、イワガキのフライ、冬瓜と丸麩の薄煮、イカ煮、蕨のおひたし、地モズク酢物、お新香、ご飯（コシヒカリ）アオサの味噌汁でした。宣伝する訳じゃないけれど、これで一泊６５００円です。さて～明日は今年の初釣りです。どうなる事やら解りませんが、行ってきま～す。

  2006.03.05

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  ＦＦ過去の不思議、怖かった事（９）

  悪い事をしたタタリ？Ｎ師匠が来たので思い出した事が２つあるが、その中の一つ。今から十数年前、２人で秋田と山形の県境に位置する鳥海山から流れ出し日本海に流れ込む月光川に行った時の話しである。１泊目はダム下、次の日はダム上の予定で遠征した。サクラマスの遡上で有名な赤川を渡り、遊佐町から回り込んで目的の川に入った。橋の横に車を置いて、入渓。しかし、行けども行けどもチビヤマメばかり。気が付いた時は、３時過ぎていた。「こんな訳ない」と首をかしげる師匠。車が見えてきた頃は、赤い夕日が川の正面に見えて夕焼け小焼けの世界だった。突然「ライズだ！」「デカイ！」の声に川面を見ると大きな波紋が広がって見えた。二人で覗き込むように見ていると間をおいて４箇所のライズ。岸よりが一番大きそうだった。ここはＮさんに任せ私は橋下に行ってみる。やはり単発だが低く崩れた堰堤の下でしていた。暗くなったらフライが結べなくなると思い、５Ｘのリーダーに直接＃１２ウェットフライを結んで川に降りたった。距離を測ろうとラインを出しているといきなりズンとひったくられ、上がって来たのは尺上の岩魚。もうこの時はそこら中で激しいライズが始まった。そして入れてはズンで８匹もの尺岩魚が釣れた。晩のおかずに３匹キープして上がると、Ｎさんも２匹持ちかえって来た。ダムサイトの公園で岩魚の刺身を作っていると、頭の上を何かがゴーッとかすめ飛んだ。「なんだ？？？」辺りは真っ暗でナにも見えない。「気のせいか？」刺身と塩焼きで一杯始めた途端にゴー！「ウワー！」頭すれすれで髪の毛が浮き立つのが解った。「なんかいるよ？」「気のせいじゃないの～」つれない言葉。暫くして今度はＮさんの頭上にゴー！「ウワ！」見えた見えた。正体がわかった。ムササビだ。ダムの鉄柱から飛んで我々の頭上を超え唐松の根元に着地、登ってダムの鉄柱に戻るのを繰り替えしていたのだ。睡眠不足と疲れからか、直ぐに酔ってしまい寝る前の後片付け。岩魚の食べ残しをダムの湖面に投げ入れてしまった。（ドウショウモ無く悪い奴だ）そして、朝、激しい雨の音に二人共起こされた。なんとも凄い雨脚だ。暫く車中で様子をみていたが一向に弱くならない。ダム湖は茶色の水が波打っている。「もうお前達は来るな、帰れ！」と頭の中の岩魚が言っているのが聞こえたようだった。

  2006.02.18

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  ＦＦ過去の不思議、怖かった事　（８）

  山蛭？と帽子と襟巻き私がまだフライフィッシングを始めて、３シーズン目くらいだったかな？（この頃は、帽子の大嫌いな私で、Ｎ師匠に再三被りなさいと言われていた）奥多摩の沢に入り、小ヤメと遊びながら一跨ぎの源流近くまで進んでしまった。丸木橋が有ったので、そこから上がって鬱蒼とした杉林の樵道を歌を歌いながら一人歩き。すると突然、頭のテッペンにドン！と衝撃と思った瞬間に襟首にこんな感じの生き物がまとわりついてきた。ギャー！と悲鳴を上げながら、掴んで地面に叩きつけた。（横柄だったか、縦縞だったか覚えてないが黄色と黒のダンダラ模様だった）３０センチ位だったか、ともかく蛇ではなかった。今、思うと山蛭だと思うがこんなのっているのかな？頭を押さえ、首をツボメて一目散に逃げ帰ったのを覚えている。その時以来、帽子と襟巻き（タオル）をする様になった。（先輩のオッシャル事は素直に聞くべきです）

  2005.12.20

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  ＦＦ過去の不思議、怖かった事　（７）

  無斑点で真白のイワナ。平成９年６月４日　晴れ　お隣の餅好きさんと千曲川源流に行った。この方は狩猟もやり、堰堤や急斜面をまるで猿の様に登り降りする、とても身軽で７０才に近い人とは思えない。さて、中央道を降りて一路、川上村へ８時着。入漁券を買ってＫ川に入渓。集会所下から始めるがまったく無反応。（いつも型の良いのが出るのだが）　　　　　　　　　　（平成１６年撮影）約束の２時間なので集会所に戻った。餌さ釣りの餅好きさんは２３～２６ｻｲｽﾞの岩魚４匹釣上げ、ニコニコ顔でお茶を飲んでいた。本流のＭ山橋に移動。昼までの約束で二手に別れて川に入った。ここもﾉｰアタックで終わり。餅好きさんは２０ｻｲｽﾞ５匹持ちかえって来た。昼飯後、Ａ川に移動。私はダム上から堰堤まで、餅好きさんは堰堤上と別れて入渓。ここも出れば型が良いはずだがダメだった。二股の所でやっと２０ｻｲｽﾞ。いつもコンナのが出るが？（上の写真は１１年７月撮影）その後ﾉｰアタックが続き、やがて堰堤。もう、餅好きさんは堰堤の脇に戻っていた。対岸を見ると良さそうだ。「ここでやったの？」と聞いたらやってないとの事。どうせ駄目かと思いつつフライを叩き込むと、ピシャ！ウヲー！で合わせたがフッキングせず。一服してもう一度プレゼント。緩い渦の中から白いハヤ？がアタックしてきた。こんな所にハヤがいるのか？そう思いつつもう一度プレゼントした。チャパ！ウンキタ！で合わせると、今度は上手くフッキング。やはりハヤか？いや違う。小さいが白っぽいイワナだ。上げて見ると何と無斑点で真っ白いイワナ（１８ｻｲｽﾞ）目だけが黒く愛嬌がある。餅好きさんも降りてきて「ホーこんなイワナ初めて見たわ」「この川は放流しているからコンナ岩魚も混じるかもね、大当たりだよ！」なんて言いながら笑っていた。結局この日は２匹だけの貧果に終わった。（１６年７月撮影、同じポイント）（今思えば証拠となる写真がない。この頃はカメラなど持ち歩かなかった）帰りに入漁券を買ったオバサンにこの事を言ったら「アーそう」の釣れないお言葉。漁協の人は知っているのだろうか？その後も毎年通っているが今だお目にかかれない。もし、千曲川の何処かで真白な岩魚を釣上げた人が居りましたら御一報下さい。　　平成９年６月４日のＦＦ日記より所々抜粋　　

  2005.11.25

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  ＦＦ過去の不思議、怖かった事　（６）

  岩魚の滝登りと熊。平成１３年９月３日　曇り後晴れ　福島県、一ノ？川支流、Ｗ川夜明けの常磐道、黒雲に覆われ僅かに裾野だけ見える磐梯山。「あ～あ今日はダメカ？」ヤケクソで「あ～会津磐梯山は宝のコリャやまよ～」と口ずさむ。会津坂下で降りて黄金色の田圃の中を走り、阿賀川を渡りやがて一ノ？川が見えてきた。かなり増水してフライには無理だ。最上流の村落下から入渓するが１５ｻｲｽﾞばかり。川幅が一跨ぎになって来たので、藪こぎして林道に出ると辺り一面真白な蕎麦畑。傍らの岩に腰掛けて一服していると、突然！横の茂みがガサ！「ウワー！」...。背負い籠のオジさんだった。オジさんの家でお茶を御馳走になり、籠の中のナメコまでお土産に沢山頂いた。初物だと言う。大きくてとてもナメコには見えないが、家に帰ってから天麩羅などにして食べたら凄く旨かった。さて、一旦下ってＷＴ川に入渓。直ぐに２０ｻｲｽﾞ、２５ｻｲｽﾞと型が良くなッてきた頃にこの滝。一服しながら滝を眺めていると、ウン？岩魚が滝を登っている。いや、泳いでいる。１匹、２匹、３匹と簡単に登って行く。４匹目の時の写真（インスタントカメラ）だが残念、姿が映っていない。（もっと撮れば良かった）ヨーシとばかりに＃１３カデスをプレゼント、風圧で押し戻され失敗。もう一回。今度は上手くいった。コイ！コイ！バシャ！ゴン！で大暴れ。ベストを脱いでいたのでネットがない。慎重に浅瀬に寄せて摺り上げた。左から滝を越えると平坦な流れ、ここで又１匹。直ぐ上も好ポイントだがフラットな流れだ。屈み込んで数歩前進。狙いを定めキャストする寸前に右横の熊笹がグワサ！「ウワッ！」っと驚きとも恐怖の叫びともつかない声で、屈み込んだまま１ｍ程左横にすっ飛んだ。一瞬腰が抜けた様だったが、直ぐベストからナイフを取り出して仁王立ちになり、腹の底から「ガー」っと大声で叫んだ。ガサガサと熊笹が揺れ、熊笹の間から黒いお尻が見え隠れしながらきえていった。もう一回大声でワーと叫んで耳をすまし、辺りを覗った。川の流れだけが耳に入った。　テッタイ！テッタイ！震えながら撤退した。　　平成１３年９月３日ＦＦ日記より抜粋

  2005.11.18

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  FF　過去の不思議、怖かった事　（５）

  忘れもしない、15年6月28日。夜中、１時起床の予定が寝坊してしまった。3時家を出発。右ドア付近から時々変な音がしていたが、高速に乗ってからは気にならなくなった。（これが、帰りに大変な事になるのを知らないで）塩沢石打インターを降り千曲川支流に着いたのが7時半。そろそろデカイのが差し込んで来る頃ではないかなと思い、ここSK川に的を絞った。7時半アスファルトの切れた林道に車を置き、入渓。２投目に尺位のが出たがタイミング合わず、何度か流したが音沙汰無し。暫く前進してこの小滝、この小滝右でもデカイのがノターと出てきたが、これも合わせられず。その後、何尾か出てくるのだがまったくタイミングが合わない。自信壊滅状態。昼飯後、やっと２３ｻｲｽﾞフッキング。石でも飲み込んでいるのだろうか？お腹ゴボゴボでズッシリ重い。（幾日か前に大水でも出たのだろうか？）結局この一匹で本日終了した。のんびり田舎道を走り、塩沢から関越道に入り関越トンネルを抜け、赤城Pを過ぎてまもなくの事だった。追い越し車線を走っていたのだが、ビン！っとゆう音と共にハンドルがガン！ゴゴゴ！ガクガク、ガンガン物凄い振動。戦争映画で機関砲を撃っている様だ。アクセルを離し、後方確認しながら左ウィンカー、そしてハザードランプ。騙し騙し徐々に寄せるがチョット寄せすぎた。左に傾きガガーッとガードレールに突っ込んだ様に感じた。気持ち右に切ると傾きは直り、そのまま路肩を走る。止まれ！止まれ！止まってくれー！心の中で叫びながら、いや叫んでいた。自然に止まるまで物凄く長く感じた。ともかく止まった時にはホットした。車外に出て右前輪を覗き込んだ時に、バッキュンと最後の一本のボルトが目の前をかすめてスッ飛んで行った。一瞬息が止まった。同時に右のタイヤが斜めになり、今にも外れそうになった。取敢えず追い越し車線まで飛んで行ったボルトを回収してから、発煙筒を焚き非常電話で連絡。JAFが来るまで約１時間赤い帽子を振りつづけた。JFの後から高速パトカーが来た。あれが違反、これも違反ととにかく五月蝿い警官だった。そんなこんなで大型レッカーに自分の車とともに乗り、エンジンかけブレーキ踏んだまま渋川インターで降りた。真にホットした。車はそのまま子持村カローラには運んで貰い、自分はレンタカーで家までかえった。夜中の２時近くだった。散々な日であった。

  2005.10.30

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  ＦＦ　過去の不思議、怖かった事　（４）

  再会、そして落ちた！朝一番の電車、そしてバスを乗り継いでＴ川Ｋ橋に着いた。ここからダム下迄の行程で入渓。こうして釣り日記を見ていると、色々な事があったな～と一人思うこの頃だ。Ｋ橋から釣り上がる事２時間、ヘタなロングキャストでも何とかヤマメ２匹をネットイン。シャカリキになってロッドを振っていた。５～６０ｍ程先にある橋を見ると２人の男がこちらを見ているのがわかる。当時、フライを振っている人はあまりいなかったので、興味本位で見ているのだろうと気にもせず２～３０ｍ程近付いた。「Ｔさん！Ｔさん～！」聞き覚えのある声に見上げると、なんと！かつて私の部下だった２人だ！（ヒトラ～とあだ名された、私の優秀な両腕だったが、有る事で忽然と姿を消した。あれから６年）懐かしさと複雑な思いで再会した。６年の歳月と懐かしさが、お互いのわだかまりのクッションになったのか？あるいは、この川が仲を取り持ってくれたのか？　（以来、上下の関係無しに吉祥寺の飲み屋で良く落ち合う。）２時間程で別れ前進。霞が取れ辺りの景色がナンダカはっきり見えるようだ。しかし、その後はアタック無しがズーット続いた。ダムに近付くにつれアップダウンとヘツリが続きウェイダーではかなりきつかった。やがてダム下。これより立ち入り禁止の看板が見えてきた。チョットへツリながら下を見るとイルイル。デカイのや小さいのが群れになって泳いでいる。慎重に降りたが、気付かれてパー。又、５ｍ程登りへツリ。何か背中の方で嫌な予感がした途端...”落ちた！ザバン！　気が付いた時は、折れたロッドを片手に持ち、必死に岩にしがみついていた。＊ウェイダーのベルトはしっかり締めておくものです。中まで水が入り動きが取れなくなります。そして着替えも濡れないようにパックして持って行くべし＊何とか這い上がって、素っ裸になり濡れた衣類を干すが、いかんせん寒い。どうしようもないので、道路に出てバスに乗った。運転手さん、お客さんが怪訝な顔で見ている。そして、電車に乗るが濡れていて疲れていても座れず。やっと我が駅に着いた。誰かに見られない様にと、足早に階段を降り切った途端に「アーラ先生、どうしたのー？」「ダハハ～川に落ちちゃいました～失礼いたします～」駆け足で家まで戻った。その後２週間ほど右肩が痛かったが、妻には言えなかった。後日、Ｎ師匠にその事を話したら、「Ｔさん、あそこに入ったの？あそこは釣師なら近付かないよ....。」私、「＊＊＊＊＊＊....。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２５年前の釣り日記より抜粋。＊この写真は関係無いです。

  2005.10.28

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  ＦＦ　過去の不思議、怖かった事　（３）

  岩魚のストマックとスズメバチ。岩魚は悪食で何んでも食べてしまう、マムシまでもと聞いた事がある。１０年ほど前の９月。新潟地震、震源地近くのＫ川支流Ｎ川に行った時の事だ。林道最後の橋脇に車を止め、入渓。何とかよじ登れる堰堤続きだったが、そこそこに釣れ気分良く引き上げた。車に戻りウェイダーを脱ぎ、缶ジュースを飲みながら橋の上から下流をみていたら、バシャ！。沢柳？の下で派手なライズ。大きそうだ。もういいやと思いながら見続けていると、ドシャ！魚体を現してライズ！..「デカイ！こいつを掛けてからだ！」再びウェイダーを履きロッドを持って出陣。大きく回り込み沢柳？の斜め横にスタンバイ。様子を覗っていると、沢柳の梢にスズメバチが止まろうとした瞬間、バシャ！食った！スズメバチを食った。（口の中とか胃袋は大丈夫なのか？心配だ！）２～３分後、＃11カデスを沢柳の上流にプレゼント！コイ、コイ！バシャッ！ウン来た！合わせるとゴンゴンとかなりの引きだったが、無事ネット収まった。お腹がパンパンで凸凹している。写真で解るかな？家に持ち帰り胃袋を開いてみたら、なんとジェル状の粘液に包み込まれたスズメバチが10匹未消化のまま入っていた。10匹とも針を出さずに、眠っているような感じだった。他に赤とんぼ、カメムシ、他不明。あのジェル状の粘液に秘密があるのか今でも不思議だ。　　　　　（大雨と大地震に遭われた被災者の皆様頑張って下さい）

  2005.10.26

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  ＦＦ　過去の不思議、怖かった事 (2)

  猿の群れに囲まれた。平成7年6月、Ｎ師匠と岩手県Ｈ川、Ｍ川に遠征した。その事が忘れられず、同年9月、禁漁まじかに単独で遠征した。21時家を出て5時半、Ｏ川に着いた。そこそこに出たが、型がいまいちなのでＨ川支流のＭ川に移動。第1投目からヒット！気分良くスタートし、納得のゆくＦＦになった。2時近く切り上げた。林道に出て鼻歌を歌いながら歩いていると、「クァッ、キーキー！」林道に猿の群れ。どうせ逃げるのだろうとタカをくくって数歩進んだ。これが大間違いだった。真っ赤な顔した大猿を先頭にアッとゆう間に取り囲まれた。大猿は自分より大きく見え、黄色い牙が異様な感じだ。一瞬、脳裏にかすむ」「馬鹿な釣り人、猿に食い殺される』と新聞に出るのかと。だが、無意識に身体が動き、畳んでいないロッドは大猿の方へ向いて小刻みに揺れていた。（様だった）ガーガーギャーギャとにかく物凄い。心臓は飛び出るほどバクバク。谷側を背にしていたのだが、いつの間にか子分の猿が私の背中に飛びついてきた。だが、大猿のほうがもっと怖くてどうにもならない。神様仏様～ッ祈ったかどうか。ネットに手か爪をかけたのだろうか？とにかく私の背で悲鳴とも聞こえる鳴き声でめちゃくちゃに暴れた。（おかげでウェーダーのお尻がバリバリに破かれた）数秒たったか？フッと軽くなり谷に落ちた。と共に、大猿とその群れも私の前を横切る様にして谷に消えて行った。（何匹いたのか今でも解らない）辺りは急に静かになった。心臓の音だけが聞こえるみたいだ。ドコン、ドコン、ドコンッと。

  2005.10.23

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  FF　過去の不思議、怖かった事　（１）

  不思議な光景を見た。あれは今から２０年程前の５月頃、ＦＦ師匠のＮさんと那須塩原方面のＫ沢に行った時の事。当時私は車の免許を持っておらずいつもＮさんの車に便乗させて頂いていた。いつも助手席でアルコールの臭いをプンプンさせ、行き先任せでﾉｰテンキな私を嫌な顔を見せずに、リードしてくれたＮ師匠には感謝しております。一杯が二杯、二杯が三杯といつものように晩酌（この当時、毎晩５合）夜中の１時に迎えに来てもらい出発。３時頃、着いた所は栃木県塩原町。今では山縣記念館のある辺り？辺りは牧場らしくヘッドライトを消すと真っ暗闇で何も見えない。車中でウトウト仮眠をとり、何気なく目覚めると？...？フロントガラスを通して、真ん丸いお月様が....二つ？アレー？目をこすって見ても同じ、昨夜の酒が残って頭がおかしくなったのか、幻覚なのか、はたまた如何しちゃったのだろう？夢なのか、頬を叩いてみるが同じだ。ガラスの加減かと思い、車の外に出て見た。寒い。ウッすらと明るくなって来た東の空に、二つの月が明るい星を従える様に浮かんでいる。ドアを開けた気配でＮ師匠も起きてきた。「俺の頭が変なのかチョット見て！」「アレ？月が二つ...？」「ですよね！」暫く観ていたが寒いので車の中に入り、又、寝入ってしまった。起きてから、二人共確認し合った。「夢ではないよね！」目の前の沢、Ｋ沢。上流には両岸に拳ぐらいの貝の化石がびっしりあった。良く探せば他の化石もあったかも知れない。だが、多分今は農業用水のダム底になっているかも知れない....。　　　　この沢の山女は綺麗だった。(この頃はただひたすら釣るだけで、カメラなど持っていなかった。）

  2005.10.22

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