日々随想

2005/03/06(日)17:21

韓国映画を観て...

その他(674)

韓国のドラマを観るのは今回で2作目、最初は例の”冬のソナタ” あまりの評判に、私も観てみたくなりレンタル店で借りてきて何日 か掛けて観た訳でだが、感激した。 バックに流れる音楽と云い、 映像の美しさ、そしてなんと言っても人の心を打つのは登場人物の 心の美しさ、純粋さであった。 現代の日本人の造りだすそれに比べ て格段のレベルの高さを、違いを感じさせられた。 昔のよき時代 の日本人の持っていたもの、そして必死で”物つくり・金つくり”に 追われているうちに気づかずして無くしてしまったもの...を見せ られた思いであった。 今回はNHKで再放送の”美しき日々”を数ヶ月 かけて観、最後の4話は今日近所の店で借りてきて観た。  ”冬のソナタ”に負けぬ出来であった。 ひねくり回して作られた 日本のドラマと違って、人の心を打つ、思わず涙を誘うシーンの連続 だった。 明らかに向こうの人たちの精神構造の方が、今の我々より はるか高いレベルにあると認めざるを得ない。   子供たちの学力テストも世界的レベルから比較して、韓国、中国 台湾等にはるかに遅れをとる位置まで落ちているとか、それは子供 達だけではない、政治家にしても外国人の評価では”経済一流 政治は三流”だそうだが、経済人も我々庶民から見てそうハイレベルに あるとは思えない、例の長年に渉ってその金力で黙認させてきた”無法 の人 元西武の総帥”にしても、のっとり事件で見せたフジグループの 株主不在の経営陣の手法と云い、なかなか一流とは評価できないのだ。  政治、教育、官庁、経済その他日本を構成する全ての分野でもう、疲弊・ 腐敗の末期症状を見せているのである、悲しい事だが、...  今日は韓国ドラマを観ていて痛感した事は、我々のあとに続いて付いて 来ているとばかり思っていた”韓国”に、実は逆に差を付けられているのだ という事である。 精神的な面でも、歌、曲、ドラマといった形での表現力、 創造性、どれをとってみてもあちらの方が優れている様な気がするのだ。 日本人は本来持っていた良き意味での”感性”を無くしていっているのでは ないだろうか。....

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