日々随想

2007/02/27(火)07:28

『吸血鬼 奥谷禮子』の 発言の数々

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       「過労死 なんて、自己管理の問題だ」    「能力には差があるのだから 格差なんてあって当然」  「労働組合が労働者を甘やかしている」  「祝日もいっさいなくすべきだ」「労働基準監督署も不要」  「朝まで生テレビ」では、少子化について、「長時間労働でもセックスできるタタフな男がいないから駄目なのよねえ」と発言したそうだ。   「残業無料化法案」の積極的な推進論者でもある。    ピンハネ派遣業「ザ・アール」社長   総合規制改革会議 委員   労働政策審議会委員   日本郵政KK 社外取締役   経済同友会 理事   楽天球団 理事         村上ファンドの出資者でもあった。 宮内もアールの大株主。   マルチ商法が問題化している、「日本アムウエイ」の委員でもある。   宮内と共に小泉元総理とは定期的にパーティも開く程の仲。      社長財界遊泳術を駆使して、西武の堤氏、生田郵政公社総裁や宮内オリックス会長など に取り入り現在の地位を得た。     「総合規制改革会議のメンバーの会社に偏りがあるのではないか」  03年民主党城島議員の国会における指摘質問、事後直ちに「名誉毀損だ!!」と弁護士共々喰らい附いてきたという。    (1)人材派遣業から奥谷禮子ザ・アール社長と河野栄子リクルート社長の2委員が入っている、  (2)座長の宮内義彦氏が代表を務めるオリックスはザ・ アールの第2位株主で、リクルートはザ ・アールの取引先である、  (3)委員のうち3社が事業上密接なつながりがあるが公正な議論は担保されるのか、  (4)奥谷氏は厚労省労働政策審議会の委員で もあり、雇用労働政策を策定する側(厚労省)と、その改革の方向性を出す側(規制改革会議)の両方に入っているのはおかしい――。  正にオカシイ!! これが『小泉・竹中改革』の正体!!    彼女は社外取締役の任にある日本郵政公社に人材派遣を行っていてそれも社内で問題と なっているが、もっと大掛かりな喰いこみを狙っている。  すでに全国特定郵便局長会には改革案が提示され、民営化後は非常勤を含め40万人にも達する日本郵政の社員の業務が、一気に人材派遣会社に委託される可能性があるのだ。    その経歴を辿れば、'50 年神戸市に生まれ、甲南大学卒業後、日本航空に入社し、客室乗務員として国際線に3年間搭乗した後、空港ラウンジのVIPルームに勤務する。'82年、ザ・アールを起業し、人材の派遣・紹介・教育研修などのサービスを柱にして軌道に乗せた、 とある。    スチュワーデスを起点に続いて空港のVIPルーム勤務、ここで政財界の人脈に接触の機会を得、その後の発展に生かしたらしい。   受け入れ先さえ見つけりゃピンハネ屋なんて成功させるに造作ない。 なんの設備投資もなくただ事務所と電話さえありゃいいんだから。   やり手である事確かだろうが、その言ってる文言聞いてると全くムカツイテ来る。  ”過労死は自己責任!””労働者に祝日も労働基準監督署も要らない!”..  なんたる暴言!! 正にこれぞ『小泉・竹中政権とそれを取り巻く人材の正体 だ。 『人材派遣業』という労働界に巣食う『吸血ダニ』は、一日も早く退治して 真面目に働く事によって報われる社会の構築を目指さなくてはならない。 『人材派遣』なんて本来は法で禁止されていたのだ。 釜が崎とかあたりでヤクザまがいの男たちが人夫集めてカスリとっていた。 そんなダニ稼業やる奴は昔は僅かしかいなかった。 企業と労働者の中にたち、わずかばかりの労賃からピンハネし、保険もかからん退職金も、雇用の安定もない、不安定な立場に労働者を追いやる、そんな『ダニ』どもを法的に保護、更にやり易く法改悪する事が、ナニが『規制改革』だ?!!  国民はもっと怒るべし!!   ホント、日本人ってのは権力に弱いっていうか、従順に過ぎるトコがある。 こんだけ無茶やられたら、ほんとは暴動でも起きて当然なんだが。    この惨状を立て直すには、当然『政権交代』しかないだろう。  法改正により純然たるピンハネ屋『人材派遣業』の存在は一切認めない!!とか、ムダ使いの根源官僚共の造った各種法人は一切これを無くすとか、やるべき事多々ある。    それにしても今の官僚は倫理的にも、発想の面でも相当質が落ちてるようだ。 庶民の生活を守るべく企画を立てるのが仕事であろうに、全く逆に、ダニ共の 吸血し易いようお手伝いをしようってんだから!!   これ等官僚の意識を改革させ、使いこなせなくては、改革は決して実現出来ない訳だ。     政・官・財全ての意識改革! 法による罰則強化と第三者による各種監視機関 の稼動。    政権奪取を狙う小沢民主も余程の覚悟で掛からなくては...  兎に角法案造りも、国会答弁も全ては官僚任せ、議員たちはしゃべくり人形に過ぎないってんでは、改革など所詮は夢の又夢であろう。    今のままでは国民の生み出す血は全て『各種ダニ共』に吸い取られてしまう形がもう定着してしまって、常識化されてしまいそうな勢いだ。 これでは血は全身には廻らない。 日本国構成する国民はやせ細る一方だ。  大変な時代を迎えてしまったものである。         人気blogランキングへ   [森田実の時代を斬る]   [阿修羅] 投稿板   上記の欄をご照覧あれ      

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