「友情」は希望の光、「読書」は知恵の扉、「負けじ魂」は勝利の泉!
少年少女部結成記念大会への池田先生のメッセージ友情は希望の光読書は知恵の扉負けじ魂は勝利の泉 大好きな少年少女部の皆さん!朗らかな大会、誠におめでとう!担当者の方々も、いつも本当にありがとう!私は、未来を託しゆく宝の皆さん一人ひとりと心の握手固く交わす思いで、すべてを見守っております。 今日は、一人の偉大な女性の負けじ魂を通しながら、皆さんにメッセージを送ります。アメリカのヘレン・ケラーという人です。気の毒なことにヘレンは、幼い頃の病気が原因で、目が見えなくなり、耳が聞こえなくなってしまいました。 しかし、7歳になる頃から、サリバンという立派な先生に教わり、言葉を覚え、勉強を頑張り抜いていきました。そして、「人のために生きよう」と決め、体が不自由な人が暮らしやすい社会になるよう、世界を駆けめぐり、尽くしていったのである。なぜ、ヘレンは、苦しい試練を乗り越えることができたのか? 一つは、いい友だちをたくさん作ったからです。ヘレンは自分の一生は”友情の宝の記録”というほど、よき友との励まし合いを大切にしました。友情は「生命を輝かせる希望の光」です。 二つ目は、本をたくさん読んだからです。目がみえなくとも、指先で点字をなぞって本を読み、生き生きと学んで、心の世界を広げていきました。読書は「心を豊かにする知恵の扉」です。 三つ目は、「絶対にへこたれない」執念です。ヘレンは話す練習に挑んで、何度失敗してもグチをこぼさず、ついに言葉がしゃべれるようになりました。 負けじ魂は「未来を開く勝利の泉」です。日蓮大聖人は、「題目は、獅子(ライオン)が吼えるようなものです」(御書1124ページ、趣意)と仰せです。皆さんが挑戦している勤行・唱題は、百獣の王の叫びのように、自分自身の勇気を湧かせ、周りの人にも勇気を送る力があるのです。 何があっても、題目を忘れず、「よし!やるぞ」と、明るく、ねばり強く、学び進んでいってください。皆さんの一歩また一歩の前進こそ、世界の創価家族の喜びです。愛する少年少女部、万歳!笑顔で親孝行を頼みます。