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カテゴリ:PTA
何度か日記にも登場していますが
4月から長女の小学校のPTA本部役員というのをやっています。 とはいえ、長女も去年入学したばかりなので 私自身、PTAのことはおろか、先生のことも学校のことも わからないことだらけで毎日「へぇ~~~~っ」「ほぉーーーーー!」 の連続で今にいたります。 その中でも最近、う~んと考えるようなことがありました。 うちの学校では去年から図書ボランティアとフラワーボランティアが 活動をはじめたのですが、先日本部役員と各ボランティアの代表とが 会合をしました。 各代表の方の話を聞いてとても気がおも~くなってしまいました。 図書ボランティアの方は主に図書館にある本に一冊ずつコーティングすることを、 フラワーボランティアの方は苗屋さんが好意でくださる花の苗を 用務員さんと一緒に学校の花壇に植えてくださっているとのことでした。 図書館に本があることや学校に花が咲いてること これまで恥ずかしながら感謝の1つもしたことがありませんでした。 ところが、うちの学校では図書室に常駐の大人がいるわけでもなく、 図書の貸し借りの管理も生徒自身がするというお粗末な話で、 借りっぱなしで返ってこない本が相当あり、一向に蔵書数が増えないために今ある本をできるだけいい状態で長く使えるようにコーティングしているのだとか。 フラワーボランティアにしても 辺りの小中学校のどこよりも学校の中が荒れているにもかかわらず、 学校として花壇に花を植える予算は出てなくて ご近所の苗屋さんが見かねて少し傷んだ苗を寄付してくださっている状態で花の植え付けも寄付してくだった時に すぐ植えないとダメになってしまうものだから ほとんど用務員さんが1人でしておられるとのこと。 代表の方は口をそろえて 「校長先生には何度もお願いしてるんですが」 「でも動いては下さらないんですよね・・・。」とおっしゃってました。 ボランティアサークルの代表の方って 言い方は悪いですが、 「やりたがり」「でしゃばり」みたいなイメージだったのですが お話を聞いている内に 見るに見かねて動いてくださっているんだーっと気づき、 本当に申し訳ない気持と感謝の気持ちがこみ上げてきました。 と、同時に校長先生や教頭先生に対する100%の信頼感というのが 私の中ではかなりガラガラと音をたてて崩れていってしまいました。 今回のことも「へぇ~~~~」「ふぅーーーーーん」の1つなのですが、 色んなことが良いことばかりでなく、勉強になるなあと受け止めています。 この1年、しなければいけない役員の仕事は もちろんたくさんあるのですが、 目の前のことだけではなくて、少し視野を広げてお手伝いできることは していきたいな、と思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.02 01:42:42
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