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必死になってバイトをし、イタリアにルンルン気分で到着! ローマをでは一通り観光スポットをチェックし、 フィレンツェでは肉市場では昼からソーセージやら生ハムやらを満喫!(旅行は食文化を学ぶことから始まります) そして水の都ベネチアへ… わーーーい!わーーーい!! とここまでは私たちの旅も順調に、スケジュール通り進んでいた
数多く街を流れる運河に心はローマの休日(あれはローマでしたね…笑)状態の私たち。宿泊先に荷物を置き、早速ベネチアの街を散策! と思ったら、宿泊先のオーナーらしき人が “日本人は窃盗やスリなど狙われやすいから気をつけてね” と私たちに声をかけた 確かに貧乏旅行で素敵な洋服は着ていなかったが(日本でも着ていない)ローマで私はジプシーに狙われた…このジプシーの犯行は大変綿密に計画されている!親子で共謀し、赤ちゃんを抱っこしたお母さんが5歳くらいの子供に指示を出している。実際私が狙われたときも5歳くらいの男の子がお母さんの指示で走り出し、私のカバン目掛け突進してきたらしい(私は後ろを向いていたので分からなかった)ちょうどそれを私の相棒が目撃し“***(私の名前)危ない!!!!!カバンしっかり持ってーーーーーー”と言ってくれたので助かった…
ということでオーナーのアドバイスにもそんなことくらい分かってますよーーーくらいにしか思っていなかったのだが オーナーは次にこう言った “特にゴンドラに乗るときは気をつけてね” “ちゃんと値段交渉して、確認しないとダメだよ” “先週ここを後にした日本人はぼったくられて一人10万円も払わされたんだから!” しまいには嘘か本当か“イタリアのマフィアは怖いぞ”と脅されるしまつ… 確かにここは確かゴットファーザーの聖地であり、そういうこともあるのかなぁーー?と一瞬思ったが今の時代、そんなわけないでしょーーと私たちはお腹の中で笑っていた ゴットファーザの存在はどうでも良いが、やっぱりベネチアにきたならゴンドラに乗りたいし10万円なんて大金は払えないし持っていない 当時の私たちの英語力はお粗末で(今もそうなんですけど…)イタリア語なんてもってのほかなわけで… イタリア人の英語だって怪しいのに(人のことを言える立場じゃないですね)私たちに会話が成立する分けないし、交渉なんてもってのほか!!!
そこで頭のよい私たちはイタリア語が話せる人を見つけて、一緒に乗ればいいじゃないか!というものすごくいいアイディアを考え出す そして思いたったら行動あるのみ! なーーーんとなく信頼できそうな人を確保するため(人は見た目じゃないので怖いですね…) 物色をはじめた
すると2人の男性が声をかけてきた そして何を血迷ったか、 私たちは彼らにゴンドラ一緒に乗らないかと誘ってしまった… 最初はうーーーーーん…男かぁ… “やめたほうが無難じゃないか?”と思った私たちだったが旅行というのは本当に怖いもので私たちを常識的行動から遠ざける…
しかし“まぁーーゴンドラに乗るだけだしーーーいいかなぁーーー??”
と意見が見事に一致してしまい いわゆる逆ナンパに成功し、私たちはあっという間にゴンドラの列に参加していた ルンルン気分だった二人の男性(そりゃーそうですよ美女から声をかけられ…バカンスでの甘い時間を期待したことでしょう) 逆ナンパに成功しあこがれのゴンドラに乗る気マンマンだった私たちは男性には常に下心があるということをすっかり忘れてしまっていた(なんともお気楽な…) そして… ここから彼らは野獣となる…(私たちがきっかけを作ったんですけどね…彼らのことを一方的に責めることの出来ない私たち…)
つづく
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