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最近のK吉とKANORIはこんなです

最近のK吉とKANORIはこんなです

「のーぷろぶれむ、アイアム・・・」

 海の近くで育った僕は父親(半魚人)の影響もあって小さい頃から太平洋と戯れていました。また、大学時代水泳をやっていたので、一般の人より、泳ぎには自信があります。だからまさか溺れるなんて有り得ないと思ってました。あの時までは…。

 大学4年の春休み、友達と2人で20日間ほどオーストラリアに旅行に行きました。お互い初めての海外旅行だったので、税関につかまったり、警官につかまったり、ホテルの受付の女の子(クラウディア)を捕まえそこなったり…楽しい旅でした。

 ゴールドコーストのサーファーズ・パラダイスという海のきれいなところに行きました。ある日海で遊んでました。夕方になって波が強くなってきましたが、その波に乗って遊ぶのが面白くて、夢中で遊んでたら、遊泳可の範囲からだいぶはみ出てました。で、気がつくと、ただ浮いてるだけなんだけど、みるみる沖のほうに流されていきました。高い波が次々とやってきて、波に揉まれやっとのことで水面に顔を出したかと思うと、またそこに波がやってきて…。呼吸を極限まで我慢してると体中の穴が広がります。頭の皮膚の穴やお尻の穴。沖から来る波に気を取られてて浜辺の方を振り向いたら、もう砂浜は見えないとこまで来ていました。その様子を見ていた友達は「ここでおよいじゃダメだって書いてあったろ!だから日本人は!」って怒られるのを想像しながらライフセーバーを探していたそうです。

 どんどん沖に流されていく自分ですが、更に悪いことに疲労と沖に行ったことによる水温の低下で左足が攣ってしまいました。


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