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かんぽうで子育て

かんぽうで子育て

自然派育児の常識・非常識

*妊婦や、母乳育児をする母親は二倍食べなさい!?
これは食糧事情の悪かった昔の話です。
現在は、高カロリーな物が多いのでむしろ粗食にしてちょうど良いくらいです。
母乳を出す為には”鯉こく””お餅”がいい??と爺婆の世代の人は言いますが、今の人では反対におっぱいが詰まってしまい乳腺炎になりやすくしてしまいます。むしろ野菜などのように便通を良くするものを食べていくと、おっぱいも一緒に良く出るようになります。

*牛乳やレバーが嫌いなのに無理して食べないといけない!?
牛乳は妊婦は飲まないほうがいいようです。(牛の子を産むわけではないのだから・・・)タンパク質=牛乳 鉄分=レバー という指導は大きな間違いだと思います。現に脳障害児やアトピー児の母親では妊娠中に頑張って牛乳を日に1~2本飲んでいた方が多いのです。レバー自体は体の毒素を体外に出す作用があるところです。ということは、レバーには毒素がいっぱい入っている事にはなりませんでしょうか?

*産後はすぐ動いてもいいか?
外国では産後すぐにシャワーをしたり退院したりしますが、日本人とは体質が違います。風土、食べもの、人種の違いで体質は大きな違いが出てきます。日本人はまねをしない方がいいです。日本人は理想としては産後1月間は大事にしていた方がいいのです。体をタオルで拭くのはいいですが、シャワーやお風呂は入らないほうがいいです。(なかなか無理ですよね(^^;)・・・体調が悪い時にはお風呂に入ったり、髪の毛を洗ったりするのはなるべく我慢した方がいいのは確かです。)無理をすると、更年期障害がきつくなるので侮れません。

*産後すぐコルセットをすると体形が早く戻る?
産後すぐに締めないといけないのは骨盤です!!出産時に赤ちゃんが産道を通るときに骨盤が開きます。産後安静にするのはこの骨盤の回復を助ける意味も大いにあります。産前産後は内臓や骨盤の変化が激しく起こります。出来れば出産前に骨盤のケアに詳しいところで指導を受けておくのが理想です。あなどれませんよ~(>.<)妊婦・経産婦にとこちゃんベルト
ちなみに、コルセットをつけると血行が著しく阻害されて母乳のでは悪くなるし、下半身がむくみ易くなります。骨盤は変に負担がかけられるので後々下腹部に肉がついてきてしまう可能性があります。

*赤ちゃんにプリンや、アイスクリームなどの乳製品卵製品は良いおやつ?
ミルクや卵を使っているので、良いと思われがち。甘味が強く、市販の物は添加物・増量剤も多い。タンパク質を多くとりすぎると、のどのゼロゼロや鼻水、目やにの材料を提供することになるだけです。タンパク質のとりすぎは腎臓や肝臓に負担をかけ、弱らせます。砂糖類は体をゆるめる働きがあり、病気の抵抗力が低くなります。
我が家の乳幼児の時のおやつは、焼き海苔(味のついてないもの)、焼きふ、干しいも。一歳過ぎてはちみつを水にといたもの、赤ちゃんせんべい、野菜ジュース。基本的におやつは外出した時のみ。家ではお菓子の時間にはご飯と同じ物を用意していました。私は大人のお菓子と、子供のお菓子を一緒に考えるのは間違っていると思っています。

*赤ちゃんは薄着をさせる?
基本的には薄着です。ですが、下半身が冷える(風にあたる)スタイルは、夏・冬ともに避けます。(もし、厚着をしすぎて皮膚が弱くなるのでは?と、心配される方は1日5分程度軽くタオルなどで乾布摩擦をしてあげるといいですよ。基本は「末端から中心に向けて」です。
【頭寒足熱】
アトピー体質のある赤ちゃんは、血液循環の働きも悪く、下半身が冷えがちなので、夏でも長ズボンやズボン下を着るようにすると、内臓の働きを弱めません。夏は冷房で冷えることがあるので要注意です。冷えてる目安は、「おなかに手を置いたときにひんやりしたところがある」「足が冷たい」「足の裏は温かいが、太ももやふくらはぎに冷たい所がある」などです。

*熱が出た!わー大変下げなくちゃ?
熱は出るべき理由があるから、出るのです。体が自己防衛のために行なっているシステムが「熱」「下痢」「嘔吐」。むやみに薬を使って症状を止めて安心していると、原因が取り除かれていないので悪化することもあります。
普段の様子や毎日の生活(食事や行事)から判断して様子を見ることも大切。これは親でなければ出来ません。簡単な手当てや食事の改善の方が有効なことも多く、抵抗力も養います。(親が安心したいが為の)薬の使いすぎは危険です。

*赤ちゃんは寝てばかり?
おっぱいを、がぶ飲みさせずに腹八分目の赤ちゃんはあまり寝ないで、泣かずに機嫌良く周囲をキョロキョロ。離乳食も穀物中心の赤ちゃんなら、意識がはっきりしている時間が多いのです。
このとき多くの情報を全身で吸収しています。情緒や、知能の発達に関心があるのなら、寝かせすぎには注意しましょう。

*おっぱい飲んで泣くのは母乳不足?
母乳には目盛りが無いので「母乳不足感」でとまどう人がほとんどです。1~3ヶ月の赤ちゃんなら一度に20~30ccぐらいのおっぱいを何度も飲むパターンです。
泣いているのは、「母乳がおいしくない・質が悪くて内蔵が嫌々をしている」「飲んだという実感不足」。昨日の食事を思い出してください。揚げ物、スパイシーな物、ステーキやしゃぶしゃぶ、大量の果物、牛乳、ピザ、アルコール、ケーキ。栄養をつけようと美食すると、おっぱいはまずくなります。楽しいおっぱいライフ
赤ちゃんの飲み下手に原因があることもあります。上手に舌を伸ばして飲めない、唇がまくれこむなどの口の形による場合は専門の母乳ケアをしてくれるところに相談することも必要です。

*赤ちゃんは何もわからない?
とんでもない!!表現できないだけで、記憶も感覚も一人前です。胎児のときの色々な体験を記憶していて、誕生後におびえて夜泣きする赤ちゃんもいます。「ママにはわからないけど、嫌な感じがするのかな」などと、その恐怖や嫌悪感をきょうかんしてあげるだけで、手がかかる赤ちゃんが泣き止むこともあります。彼らはデリケートな感覚で私たちを観察しています。生まれた日からコミュニケーション

*おっぱいは虫歯の原因になるから早くやめる?
甘いものが好きなお母さんの母乳は甘いので虫歯の原因になるかもしれません。しかし本当のことはまだ「?」です。体質ということもあります。寝かせる時におっぱいをあげていて、歯磨きしないまま寝てしまうほうがむしろ原因といえるのではないのでしょうか?
母乳に関係なく、甘いものに注意して、歯磨きをきちんと1日1回糸楊子と歯ブラシでしてあげるのは当たり前なのではないでしょうか。

*お風呂上りにイオン飲料、風邪の時にはイオン飲料がいい?
汗をかいたら1本、お風呂上りに。熱が出たときには水分補給にいいですよというお医者さん。なんのことはない、ポカリスエットを薄めたもの。乳幼児には甘すぎます。湯冷ましかおっぱいで充分です。毛利助産所の種子先生には「日本人なのだからお茶で充分です。」と一言で言われてお終いでした(笑)

参考『おっぱい育児 先輩ママの育児ノート』



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