プレテスト関西では、大阪が今年からプレテストを実施してもいいことになりました。えっ、○○中学校は前からプレテストをしていた。 これはいわゆる先行でありまして、今年から解禁になったのです。 今回のテーマはプレテストです。 一部の学校を除いて、プレテストは無料です。 最初に、学校側からみたプレテストの意味を考えてみましょう。 過去の入試問題は、ほとんどの学校で市販もしくは自己制作しておられますので、 いまさらプレテストでということはありません。 言い換えれば入試問題を1セット余分に作るわけですから、手間もかかります。 ではどうしてプレテストを実施される学校があるのでしょうか。 なにかのメリットがなければする必要はないのです。 学校が責任を持たなければならない対象は、入学してきた生徒であって、 受験するかどうか分からない児童ではないのですから。 学校のメリットは、 1)中学校に保護者同伴で来てもらえる 2)1回の入試で見つけきれない子どもの実力が分かる この2点なのです。 今の時点で志望校の中に入っていなくても、プレテストを通じて、学校の良さを肌で感じていただき、 志望校の一つに加えてもらえる可能性があるのです。 プレテストに子どもだけで参加することは珍しいですから、たいていの場合は保護者が同伴されます。 プレテストの時間中、保護者は学校内で待機されます。 そこで、ミニ説明会(本当はミニではありませんが)をされるのです。 その効果は保護者が考えておられるよりも大きいのです。 考えてください。 子どもが言っている志望校にどうしても無理があると思っているときに、とてもいい学校の話を直接聞くのです。 プレテストを受験したことで、志望校の一つに入れられる方は少なくないのです。 一人ひとりの子どもたちのその時点での学力を学校が把握できるのです。 一発勝負の入試だけでなく、複数回の実力が分かるのです。 では、次に子どもたちのメリットを考えてみます。 本番の入試と違って、答案も点数も返ってきます。 学校によって書式は異なりますが、これから来年の1月までにしなければならない課題が明確になります。 例外を除くと、ほとんどのプレテストが基礎学力をはかるレベルになっています。 これによって、早急に補強しなければならない単元も見つかるかもしれません。 学校によって差はありますが、判定も書かれているので、あとどれくらいがんばればいいのかも把握できます。 そして、なんと言っても、塾以外の場所で受験できるというのはありがたいことです。 業者模試も学校を会場にして実施されますが、そういう機会は多いにこしたことはありません。 今回の攻略ポイントは「プレテストはどんどん参加しよう」です。 コメント・トラックバックはこちらからお願いします。 お役に立てば下を押してください。 人気blogランキングへ ジャンル別一覧
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