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カテゴリ:中学受験の攻略
低学年のときは、子どもたちもまだ余裕があり、学校の宿題をこなす時間をとることができます。
しかし、5年生ぐらいからは、よほど考えないと学校の宿題をしている時間がなくなってしまいます。特に6年生になると、かなり苦しくなります。 そんなとき、どうすればいいのでしょうか。 ケース1) 塾の宿題も小学校の宿題も子どもにやらせる。 これが理想といえば理想です。ただ理想だから正しいということではありません。 そうすべきなのでしょうが、できないから困っているのに、理想はあまり意味がありません。 ケース2) 小学校の宿題はしなくても構わないと子どもに説明する。 確かに、小学校の宿題は同じ漢字を10回書きなさいとか、計算ドリルを何ページやってきなさいというように、クラス全員に同じ課題が出されます。漢字をまだ覚えていない子どもにとっては大切な反復練習ですが、すでに漢字を覚えている子どもにとっては単なる苦痛です。 かといって、宿題をしなくても構わないと言ってしまうことはできません。子どもには是々非々の判断ができないからです。 ケース3) 小学校の担任の先生に、中学受験することを正直に話して、宿題を特別に減らしてもらう。 この方法を取られる方がいかに多いかを私は知っています。そして、その結果として子どもが犠牲になってしまうことも多いのです。小学校の先生のすべてがそうだなんてことは言いません。しかしながら、それまでは中学受験のよき理解者であると言い切っていた先生がある日突然いじめの首謀者になられてしまった事実が少なくはないということを肝に銘じてください。 ケース4) 小学校の宿題は保護者が代わりにやってしまう。 この方法を取られる方もかなりおられます。わざと汚い字を書いてあたかも子どもが書いたかのようにカモフラージュされる方までおられました。夏休みの宿題などではひとつの方法なのですが、発覚してしまったときに、子どもが受けるダメージを考えると即正解ですとは言いがたいものがあります。 ケース5) 小学校の宿題は学校の休み時間にやってしまう。 これが正解です。と言ってしまうと、学校の休み時間は体を動かして遊ぶ時間だといわれる方がおられます。休み時間は、体に休息を与える時間なのですから、単純な繰り返しには向いているのです。もし、この方法で何か言われたら、放課後はいろいろと忙しいので、と言い切ってしまえばすむことです。 子どもがスイミングスクールの養成コース(いろいろな名称はついていますが、要は選手養成のクラスです)に通えば、毎日何キロという距離を泳ぐのです。全身疲れ切って宿題どころではないはずです。その子どもが学校の宿題をしようと思えば、疲れが出ていない学校の休み時間にするしか方法がないでしょう。 お役に立てば下を押してください。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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