クッキーの観察記録

昨日からニュースになってますね。
なんだかいやな話です。

そんなことをしなきゃならない理由がわかりません。
しかもすごく単純な手口だったそうで、すぐにわかるはずだったのに、2年間も見過ごされてきているそうです。
構造の計算というのも手でちくちくやってるわけではなく、シュミレーションするソフトがちゃんとあるようだし、なんていうか本当に…

ただでさえ地震が増えてきている昨今、被害にあわれてる方も大勢いらっしゃるのに、どうしてそういうことをするのでしょうか。
もし、自分がその耐震設計の家を買っていたらと考えないのでしょうか。

日本は地震列島です。
それは紛れもない事実です。
でも、被害を大きくするのは今回のように不正をする『人災』からではないでしょうか。

今年の2月、新潟県小千谷市に出張で行く機会がありました。
2月ですから本当に雪が多くて、私の身長をはるかに超えた雪の壁ができているほどでした。
案内してくださった会社の方とお話をさせていただいて、昨年の中越地震の被害についても伺いました。
そのときの大変な思い、そして目の前に広がる豪雪のなかに、まだまだ復旧が完全でないお宅もたくさんあるとおっしゃっていました。
実際に大地震の被害に遭われた方からお話を伺うことは、無知で別の世界のことと思っていた私には、いつでも自分の身近で起こりえる話なのだということを痛感しました。

怖いです。
子供二人を抱えて地震がやってきたら。
信じていたはずの家が想定以下の震度でも崩壊するかもしれないと分かったら。
うちのマンションはそんな不正をしていないことを切に願います。

もし、今回のブログでお気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ありません。