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カテゴリ:こころに残る映画
きのう、「もののけ姫」を見ました。
製鉄のために山を切り開き、たたらを踏む人間たち。 もりのなか、山のなかの神々や動物はどんどん追いつめられ怒り爆発寸前になる。 鉄を横取りし、山の神、製鉄の神?を恐れず首を取ろうとする別の人間たち。 人間の放った毒によって、山の神がたたり神になってしまう。 昔の日本の象徴のように思いました。 もともと人は自然の神を敬い、畏れて、人間の行動しだいで神は命を生かす善神にもなれば、荒ぶるたたり神にもなることを知っていた。 でもいつの頃からかそれを忘れて、長い年月がたってしまった。 里に生きる人間が、山に残る人間に「ともに生きよう」と言った言葉。 これが昔からの、そしてこれから先の時代へのテーマなのかもしれませんね。 自然の豊かなところ、気持ちの良い場所、いにしえを感じられる場所に行ってみるときには、この話、もののけ姫の世界を思い出してみようと思いました。 もりのなか、木の切り株のかげに、耳を澄まして、よ~く見れば、今でも小さな木霊たちが見つかるかもしれない、そんな気持ちがしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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