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カテゴリ:神社めぐり…京阪神・奈良
奈良の春日大社には、平安時代からさまざまなものが伝えられています。 その一つが、神饌(しんせん:神様のお食事、おそなえ)です。 古式にのっとった製法や内容を今も伝える神社は数少ないそうです。 「ぶと」という米の粉を練ってごま油であげたもの、これは遣唐使によって伝えられたもので、今でも月3回のお祭りの前に神職の方たちが自ら作っているそうです。(餃子の起源ともいわれてるそうです) また、春の勅祭・春日祭や12月の春日大社若宮おん祭には海の幸、山の幸がきれいな色合いに整えられて並べられます。 そのきれいな色合いは、食紅を使って色づけされるため、人が食べることもできるものだそうです。 内容も玄米やいまの健康食に通じる食材というのに、昔の人の知恵に驚かされます。 そして、お祭りが終わった後に、その一部をいただいて、さわやかで新鮮なエネルギーを人々がとりいれるということもずっと行われてきました。 古式(延喜式)の神饌(しんせん)は下鴨神社、上賀茂神社や伊勢神宮などにも伝えられていて、談山神社の百味の御食(おんじき)のデザインなんか、抽象的な美術作品みたいですよ。 春日大社ではときどき、一般者向けの解説のイベントがあります。 このあいだはそれに行ってきたのですが… そんなことはともかく… 朝と午後の境内や参道の景色が、いまホントにきれいです。 僕はこのすうっとしたやわらかいエネルギーが好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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