日曜日、また京都に行きました。京都検定の日だったからです。

その帰り、せっかくですので下鴨神社（賀茂御祖神社）の糺（ただす）の森へ。

糺の森の紅葉は12月上旬頃なんです。去年も来てみたんですが、あいにくの雨でした。

今年は、やわらかな西日が斜めから差し込んでいい感じでした。
いつも見慣れている樹々の青葉がきれいに色づいていて、そして森の樹々や落ち葉のいい香りがします。



この時期は、せせらぎ沿いの小径を開放してくれますので、水辺の樹々のあいだをゆったりと歩くことができます。

ふかふかの落ち葉が気持ちいい。

この森は街なかのほんの限られた空間ですけど、この清々しさとみずみずしい空気はやっぱりいいです。

せせらぎに手をつけてみると、夏は冷たかった水が、こころなしか気持ちのいいあったかさを感じました。

ここはせせらぎ自体が神様ですから、きっと、古代からずっと変わらずここを訪れるひとの心を和ましてくれてるんでしょうね。

ことしは葵祭の日や、夏の暑い日、そして秋には名月管弦祭の日に来ました。

そのたびにこの森にやさしく包んでもらったような気がして、来る前とは違ったいい心地になりました。

きょうも境内を歩きながら見上げると、金色に光る雲。
　　青い空。　白い月も浮かんでました。


帰ってきて、去年からときどき訪れてコメントしてくれていたひとの日記が閉鎖されたことを知りました。とくに去年はコメントを励みに京都を巡っていたように思います。

チョットさびしい思いはしましたが、これからも綺麗な写真や、感じたことをUPしていこうと思いました。

なかなか行けないひとも、読んでいるあいだは行ったような気持ちになってもらえればと･･･