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カテゴリ:院長の日記
人が純粋でいるときは、純粋であることがわからない。
純粋でなくなったときは、それまで出ていたものが出なくなる。 ふつうに動いていたことが動かなくなる。 それは雑物が入ったからである。 いったん雑物が入り込んだとき、その雑物(よごれ)を取り除くのはむずかしい。 雑物を取り除くのは、「本にかえること」。 「本を忘れず末を乱さず」という丸山敏雄先生の教えがある。 本にかえる手法が「内観」である。 鬼木先生はいつも「内観すればわかる」と言われる。 人間はおろかである、というより私は愚かである。 忘れてしまう。 自分が受けた恩を忘れてしまう。 この命が今こうしてあることの意味を忘れてしまう。 内観によって「本にかえる」とまた純粋にもどれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月27日 18時25分45秒
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