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カテゴリ:院長の日記
少々むずかしくなりましたが、要は9時以降は仕事をせずに、ゆったりと自分の時間を過ごして、早く寝ることです。
そして仕事が残っていれば朝早くに起きてやればいいのです。 朝早くなら、午前3時頃から交感神経が働きだすため、3時から5時頃起きて仕事をするのは健康ににもいいのです。 それに夜9時以降は胃が動かないので、食べたものが次の日の朝まで残ります。 そのため朝起きると(胃残りといいますが)お腹がもたれているのです。 ですからストレス発散のために9時以降にどか食いしていると、肝臓。腎臓にも負担をかけ、尿酸や胆石、腎石の原因にもなってしまいます。 Sさんの右の背中が重たいのは、パソコンのコリと、 肝臓の腫れ、胆のうの負担が現われているようです。 口が渇くのは、内臓がオーバーヒート状態で疲れて熱を持ってくるからです。 内臓の熱が口の渇きとして現われるのでしょう。 すぐに横になるたいのは、腎臓が疲れているせいです。 腎臓は元気をつかさどる臓器ですから、腎に負担がかかり疲れると、 元気がなくなり、様々な老人症状(腰が重い、耳が聞こえない、白髪、血圧があがるなど)が現われてきます。 東洋医学では、Sさんの症状を「腎陰虚」といいます。 腎臓が疲れていて熱があるため、口が渇き、すぐ横になりたい、血圧が上がるのです。 ですからSさんの治療の中心は、腎臓の疲れを治していけばよいのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月05日 12時01分58秒
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