「出生数 初の70万人割れ」
昨日の新聞の一面トップ「出生数 初の70万人割れ」という大きな見出しが目にとまった出生数減少の記事は・統計がある1899年以降で過去最少となる・68万人台になるのは推計より15年も早い・婚姻数、離婚数とも前年より増加している・死亡者数は160万5298人で過去最多である記事は、出生数の減少の速度が予測よりかなり速い速度で進行していると指摘している言い換えれば見通しが甘かったということだ死亡者数は過去最多というのも微妙だ我々のような高齢者人口が多いのだから当然と言っていいのだろうところで人口が減ることはそんなにマイナス面ばかりなのだろうか逆によいことだってあるはずだ統計によると日本の人口は終戦時は7,200万人明治維新当時は3,330万人江戸幕府成立時で1,227万人いっそのこと江戸時代とは言わないが現在の約四分の一だった明治維新の頃の人口に戻るような発想はないのだろうかタワマンもリニア新幹線も要らなくなる乱開発された自然も元の姿に戻るだろう豊かな自然が蘇って急がない社会が復活する人が住むところは何カ所かに限定されてそこだけは科学技術の粋を尽くした超便利な未来都市になっているまるでユートピアだでも心配事もないわけではない人口の減少は、国の弱体化につながりどこかの国に侵略されてしまうかもしれない余命の少ない一老人は人口問題解決にはなんの役にも立ちそうもない暇にあかせてこんなバカげたことを考えることぐらいは許されるだろう