カテゴリ:カテゴリ未分類
《左手で描いたスケッチ展》
ちょうど一年前の6月に自宅の裏山で転落、頚椎損傷で首から下が動かなくなった近所のKさん(73)、事故から4ヵ月後の10月から少し動くようになった左手で趣味のスケッチを始められたのです。 1月には退院、リハビリのおかげでいまでは杖で何とか歩けるまでに回復されました。しかし右手は未だに動きません。 この間、描きためた作品33点の水彩画で “左手で描いたスケッチ展” を開催されたのです。 こういう長期にわたるリハビリには奥様やご家族の協力と、ご本人の強い意志の力や忍耐力が必要と思います。壁にぶつかったときや挫折感を感じるとき、絵を描くという趣味がどれだけ助けになったかは、想像に難くありません。 昨日、会場で久しぶりにご本人にお会いしその回復振りに驚きました。また技術的なことはよくわかりませんが、右手では出せない味を持つ絵=左手でしか描けない絵、に素直に感動しました。 《左手のピアニスト》 左手の話題をもう一つ、6年前に脳溢血で倒れ右半身不随となり、2年余の闘病生活を経て左手での本格的な演奏活動を開始し、音楽の新境地を開いたピアニスト・館野 泉さんのことを知人のメールで知りました。 館野泉 左手のための88音 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/06/23 09:08:26 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|