カテゴリ:読書
新聞記者が語り継ぐ戦争シリーズの20巻目 1985年1月の発刊である 昨年から以下の通り戦争や 戦犯に関する本を読んだ 吉村 昭『プリズンの月』 『悪名の棺・笹川良一伝』 L・モズレイ『天皇ヒロヒト』 高木俊朗『ルソン戦記ーベンゲット道』 改めて犠牲になられた人たちの無念さを 知らされて愕然とする 武器弾薬も食料も十分にない環境で 戦わされた兵隊さんたち 戦う前に飢えで亡くなった兵隊さんも多い 戦争が終わってからもなお不条理な裁判で 戦犯となって処刑された人たち この本は死刑の判決を受けて 刑の執行までの間の生活が 日記や生き残った人たちの証言をもとに 構成されている 報復、責任回避、裏切り、無実 犠牲、無念、怨念、あきらめ 悟りーーーBC級戦犯の取材を振り返ると たて続けにこんなこんな言葉が浮かんでくる (編集者のことば) 戦争ってなんてむごいモノだろう もう残り少ないボクのような老人より これからの日本をしょって立つ 若い人たちに読んでもらいたい本である でもこういう本を読む若者は 少ないだろうなあ!
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こんばんは(^^)
戦犯について 殆ど知りません。 戦勝国によって裁かれた敗戦国の悲しさなのですね。 このような戦争の悲惨な経験をしたのに ウクライナでの戦争など 止めてほしいです。 (2022/03/05 10:17:33 PM)
ひろみちゃん8021さんへ
ボクも戦犯については、というより 戦争そのものについて知りませんでした。 関連の書物読む気気がしなかったのです。 若い人に読んでほしいというのも無理ですね(笑) しかし地球上では未だに無くなりませんね。 為政者は、自分が安全だから平気なのでしょう。 (2022/03/06 05:42:13 PM)
インパールでは食料は現地で調達(すなわち強奪)と言う無茶苦茶な作戦で進軍したらしいですね。
今ウクライナ問題で本当に戦争の恐ろしさ、無茶苦茶さを教えられます。 (2022/03/06 09:40:15 PM)
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