2024/05/08(水)19:45
中津谷の滝(和歌山県)
中津谷の滝(なかつだにのたき)
延高さ約93mの7段の滝
和歌山県東牟婁郡古座川町中崎
古座川支流の小川流域にある
訪問日:2024年4月27日
古座川町のサイトでは七段の滝と
なっているが、ボクたちは三段の滝だと
思って引き返した
下からでは3段分(45m)しか見ることが
できません(古座川町のサイト→☆)
*
県道43号を分岐して中崎橋を渡り
道なりに走ると中津谷の滝駐車場
道路はそこで行き止まりである
先客? が一台駐車していた
ところが滝への進入路がわからない
進入路と思しき所には通行止めの標識
貼り紙とネットなどのバリケードがある
しかも文字は半分消えかかって読めない
夏場、まむし(毒ヘビ・はび)が多く・・・
鹿のダニには充分注意・・・
かまれたら死に至る危険な・・・
切れ切れにこんな文章が読み取れた
なんだか進むのが怖くなる内容であるが
ここまで来て滝を見ないで引き返すのは
どう考えてもシャクではないか
近くに水が流れていない川がある
おそらく水は伏流水となって流れて
いるのであろう
これを遡れば滝に行きつくはず
とにかく川床を進むことにした
途中から水の流れが川の表に現れた
このあたりでカミさんと娘は
歩きにくいゴロゴロ石の川床に
嫌気がさして引き返した
ムコドノと二人、先へ進む
進行方向右手に歩道を発見して
川歩きからこの道に上がった
結局歩き始めて15~20分
川の流れが90度曲がるところで
ようやく滝が姿を現した
やったー、あきらめずに来てよかった!
カメラを斜めにしてワイドで全景を収める
滝壷
滝に到着した満足感に浸りながら
写真を撮って引き返した
帰りは、行きに気がつかなかった
遊歩道を歩いて入り口(駐車場)近くまで
歩いたので行きの苦労がうそのようであった
結局、遊歩道への進入口から
わずか20~30ⅿ位の間だけが崩れていて
あとは多少歩きにくいけれど道はあったのだ
というわけで、中津谷の滝への行き方は
水の流れていない川から進入し50mほど進む
そこで川を上がって右手に進むと歩道に出る
あとは川と並行している道を進めば自然と滝に出る
この中津谷の滝の下段30mを別名:中崎の滝
と呼ぶことも帰宅後に知った
滝はあるのか、そこまで行けるのか
ドキドキワクワクの楽しい体験であった
物好きだねえなんて声が聞こえてきそう
*
帰宅後確認した入り口の注意の文は
以下の通りであった
この谷は涼しいので、夏場、まむし
(毒ヘビ・はび)が多く生息しています。
草むら・水辺等の涼しい所には気をつけて下さい。
又、鹿が多いので鹿のダニ(フトゲツツガムシ)
には充分注意して下さい。
かまれたら適切な治療をしないと
死に至る危険な生き物達です。
長ぐつをはく等、足元を完全におおうようにして
入山して下さい。(中崎区)