テーマ:旅のあれこれ(10566)
カテゴリ:ウオーキング&旅行
芭蕉の句碑がある満舟寺を訪ねた ![]() 南潮山満舟寺(なんちょうざんまんしゅうじ) ![]() 外周の巨大な石垣は、豊臣秀吉が四国攻略の際に 加藤清正に築造させた城跡だという伝承があり、 呉市の文化財に指定されています。(呉市のサイト) ![]() 芭蕉百回忌に建てられた 「誰彼塚(たそがれづか)」(写真右) (碑文)海久礼亭鴨能声本のか耳白し うみくれてかものこえほのかにしろし ![]() この句は、貞享元(1684)年 芭蕉の 『野ざらし紀行』の中にある。 彼は桑名(三重県)から海を渡って郷里に近い 熱田(名古屋市)で弟子の桐葉・東藤・工山等 に迎えられた。 「この海に草鞋すてん」とまで感激し満足の意 を表した。暮色ようやく濃くなりかけた頃で あろうか、海の面に聞こえてくる鴨の声を 「ほのかに白し」と叙して、師走の海の静寂を 表現している。五・五・四・三の新風の 第一歩として有名である。 松尾芭蕉の百回忌に当たる1793 (寛政5) 年 芭蕉を偲んで各地で建碑運動が盛んになり この「誰彼塚」 (翁塚) もその一つである これらは一般に「芭蕉塚」と呼ばれている 今回、そんなことを知った また、瀬戸内の島のひとつ・大崎下島が それほど俳諧が盛んな土地であったと いうこともよくわかった 地理的には愛媛に近く松山の影響らしい * 参考ー御手洗の歩き方(→☆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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