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2021/02/26 コメント(4)
全185件 (185件中 1-10件目) 読書
カテゴリ:読書
それだけ余分な時間があるということである 本棚から『清貧の思想』を引っ張り出して読んだ 一昔前に、一躍ベストセラーになった本である 手元にあるのは1993年の出版で、三十六刷目 物質万能の風潮に対して心の豊かさの大切さを説く 西行、兼好、光悦、芭蕉、大雅、良寛など文人が説き 庶民もそれを良しとしていた日本の伝統に光を当て いまを、いかに、生きるべきか、を問う内容である 読後感が、実にすっきりとして気分がいい! ボク自身も物質文明にどっぷりとつかっている 自分の残り少ない人生、たとえいまからでも そのような生き方を、ほんのわずかでも 目指したいものである!
2021/01/26
カテゴリ:読書
![]() 枚方市清掃工場 談合事件 元大阪府議会議員 初田豊三郎 真実を語る 『理不尽』 清掃工場は2008年にわが地元に完成した その清掃工場に関して談合事件が報道されたのは 工事中の2007年のことであった なんと言っても地元、枚方市のことであったので 当時、新聞報道に注目、日常の話題にもなっていた そんな事をすっかり忘れていた昨年の末 この本が出版されたことを耳にした そして先週、たまたま知人が貸してくれた 著者は表紙の通り、この事件で有罪になった 元府議会議員・初田豊三郎氏である 自分を納得させるために書いたという この本を読んで、なにが、どこまで真実であるのか 部外者のボクには知るすべもないが 市議会のボスのこと、工事の発注のこと、事件の発覚 取り調べ、裁判、服役、刑務所生活、出所後のことなど どれをとっても自分に経験のない知らない世界のこと であり、読んでいて興味は尽きなかった 最近では特別に興味深く読んだ一冊でもある! * 理不尽の意味 「理不尽」という言葉は、物事の道理を「おかしい」と 感じたときに使う言葉です。「理不尽」には 「筋が通っていないこと」という意味があります。
2021/01/20
カテゴリ:読書
小説ではあるが、事実に基づいて書かれている まったく知らないことだったので興味深く読んだ なるほど、こういう事実もあったのかということを 知っただけでもこの本を読んで良かったと思う 最後の方ではモンテンルパの収容所も登場する 昨年フィリピン旅行をして多少勉強した 歌手の渡辺はま子がモンテンルパの刑務所を慰問 戦犯たちと歌を歌う場面では涙腺が緩んだ 同じく当時のキリノ大統領が捕虜全員を特赦、減刑 日本に送還する許可を与える場面でもそうだった お別れパーティーも開かれている 捕虜たちの喜びや如何にと考えただけで また涙が浮かぶ * 話は違うが、今コロナの感染者たちは 世の中の偏見のために冷たい目で見られている 当時は戦犯の家族たちも冷たい目で見られて 貧しく苦しい生活を強いられていたという いつの世にも差別や偏見が無くならない やりきれない思いがする!
2021/01/03
カテゴリ:読書
いつになく読書に励んだ ![]() ![]() 東野圭吾『人魚の眠る家』は推理小説 途中で止めるのが惜しいくらいに熱中した 篠田桃紅『墨いろ』は以前に読んだエッセー集 本棚から引っ張り出しての再読あるいは再々読 『大阪府の歴史』は〇中さんからの借り物 面白そうなところだけをサーっと流し読み 『なぜこの人と話をすると楽になるのか』 これも暇つぶしで読んでみたが あまり相性はよくなかった * 二日間、外出したので本日は休養日 外出なく歩数もたった1200 朝からラジオで箱根駅伝を聞いた しかも最初の一時間は布団の中 最後の区間で逆転優勝などもあり 大いに楽しめた
2020/12/18
カテゴリ:読書
会社勤めの頃、趣味で書を習っていた 書家の篠田桃紅さんのファンになって エッセー集を買っては読んだ 今も本棚に『いろは四十八文字』 『きのうのゆいくえ』、『おもいのほかの』 『日本の名随筆「墨」』、『その日の墨』 が並んでいる 最近読んだのは 『103歳になってわかったこと』 どの本も「書」について書いている 筆が紙の上をすべる音が聞こえたりする 読みながら、こういう文章はボクには 絶対に書けないと思ったものだ まるで感性が違う 『おもいのほかの』を本棚から 引っ張り出して再読した いつ読んでもしっとりとして心に響く * 文中、”火吹き竹”が登場した おー、懐かしい! 我が家の台所は ボクが高校生くらいまで「かまど」だった 小さい頃から、ご飯を炊く手伝いをしていた 火吹き竹を使ってかまどの火を燃やしたことを なつかしく思い出した 肺に空気をためて フーっと息長く吹くコツ ひとりで懐かしさにひたった!
2020/12/11
カテゴリ:読書
![]() 『ぴんぽんぱんふたり話』は 瀬戸内寂聴さんと美輪明宏さんの対談集である 題名は帯に書いてある 品位の「品(ピン)」 根本の「本(ポン)」 模範の「範(パン)」 から取っているようだ! この二人の脳の中は、ボクのような凡人とは 別の脳みそが詰まっているのだろう 従って、面白く読めたところもあるが 理解しがたい部分も多かった 三島由紀夫のことについての話題が多い 今年は没後50年に当たるので 特集記事もよく見かける この本は2003年に出版されているので それとは無関係だが、たまたまこの本に いま出逢ったのも何かの因縁かもしれない
2020/11/28
カテゴリ:読書
図書館で何気なく手に取った本 小説というのは面白いなあ! あらためてそう思った そういう小説を書いて 我々読者を楽しませてくれる 小説家というのはエライなあ、と コロナのおかげで家にいる時間が増えた それで読書の時間も増えたのかもしれない
2020/11/26
カテゴリ:読書
著者がこの本について話していたのを聞いた 興味がわいたので読んでみようとメモしておいた 最近になって時間が出来たので図書館に注文して読んだ 題名の通り最初は「シェルパ」についての 考察から始まる ネパールの登山やトレッキングには ガイドとポーターが必要である その職業名が「シェルパ」であったり その職業につく人たちが「シェルパ族」であったり 定義があいまいなのである 人類学者の著者はそんなところから 学問的に書き起こしている ガイドとポーターのお世話になって体験した トレッキングのことを思い起こしながら 学問的な考察は適当のパスして なるほどと、うなづきながら読んだ エベレストやアンナプルナなど 6~8千mの山に向かう「道」は ある地点からは、人か動物が歩く以外 自動車はもちろん自転車もリヤカーも通れない ただ登っていくだけではない 谷へ下ってまた対面の斜面を登るという 歩行も珍しくない それを1~2週間かけて歩くのがトレッキングで 俗にベースキャンプとよばれる地点からさらに 高い地点(頂上)を目指すのが登山である ボクの場合はもちろんトレッキングだけで 登山はとてもじゃないが手も足も出ない この本はそんな過去の楽しい体験を 思い起こしながら読むことが出来た ちょうどおさらいみたいな感覚
2020/11/14
カテゴリ:読書
家庭内暴力、親による性的虐待など 日常生活の裏側に潜む負の場面が これでもかというように次々に登場する それもミステリー風に! 人生ってそんなに単純ではないよ と言われている気がする 世の中はすべて正と負、苦と楽、善と悪など 両方で成り立っているのだ やっぱり小説を読むのは楽しいな が、読後の感想 この著者の本は初めてかな、と、メモを見ると 7年前に、『夜行観覧車』を読んでいる 内容はもちろん? 覚えていない 良く晴れて気持ちの良い一日 本日のスナップ ![]() ![]() ![]()
2020/10/17
カテゴリ:読書
いつもの〇田さんが届けてくれた またまた百田尚樹(笑) おかげでこの著者の本 十冊くらいになるかな うまく言えないけれど ストーリーは面白いのだが 現実感がいま一つで何かたよりない! ◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 56回目の結婚記念日 このブログでよく読まれている記事
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