<ブックレビュー>「読む」技術(その1・外国語の習得)
今回の本は、読むことに関して書かれているのですが、そのまえに、「読む」という行為以外のことが書かれておりますので、まずは二つお話したいと思います。まずは、「話す」ということに関してです。話すといっても、外国語のことなのですが、これは、外国語の単語や文法を学ぶまえに、まずは母国語の土台をしっかりと築かなければならない、ということになります。土台とは、単語や文法のことなのですが、それを適切に駆使できるようにする、ということです。これができなければ、いくら外国語の単語や文法を知り尽くしていても、流暢に話すことはできません。海外の人が、数多(あまた)ある言語のなかでズバ抜けて難しいとされる日本語を流暢に話すことができるのは、その海外の人の母国語の基礎がキッチリとできあがっているからに他なりません。私も、外国語を話せるようになりたいな、なんて思うのですが、肝心のニポンゴが疎かであるようで、なかなかマスターすることはできないでおりますorzその2に続きます。石黒圭著「『読む』技術〜速読・精読・味読の力をつける〜」光文社刊 2020年