噂

Aさんは駅前のファーストフード店で、毎朝、年配の女性グループが、パートに出る前のコーヒータイムを楽しむ姿を見かけます。 「あのスーパーの食品はいいわ」「その品物を売っているのはあの店だけよ」と、話に花を咲かせています。忙しい１日が始まる前のひと時が、「プチ情報交換の場」となっているようです。 このようなコミュニティー・サークル的な役割をなすものは、若い世代のメール、男性陣のアフターファイブの居酒屋談義、主婦たちの井戸端会議などがあるでしょう。その伝達力は、マスメディア同様に強力なものとなりえます。 情報交換は、同時に情報発信の役割を帯びます。例えば、スイーツブームの際には、OLたちの口コミで、たちまち人気が出た商品もあります。 噂は、良い方へも悪い方へも広がるものです。企業は、顧客に良い噂を立ててもらえるよう、最大限の創意工夫と努力を惜しんではなりません。 小さな努力の積み重ねで、大きな信用を勝ち取りたいものです。 ・・・ 噂話のなかで、本文のような評価の話は評判ともいうわけですが、良かれ悪かれ評判は一気に広がるものです。悪い評判ですと信用はガタ落ちにつながってしまいます。逆に、良い評判の場合は好意を抱いてくれるのです。 良い評判を得るためには、不断の努力が不可欠です。なおかつ、お客様や社会、また職場の人間をバカにしないことも大切になってきます。 良い評判をもらえるべく、精進を重ねていきたいものです。 私は、良い評判を得られるようにしたいと思いました。 以上です。 （２０１０年３月８日）