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カテゴリ:ブックレビュー
つみれは、友人の女子学生の母親の命日になっているということで、お墓参りに付き合うことになった。つみれにとっても、ついでに自分の家のお墓をお参りすることにしたのである。
友人の家のお墓に立ち寄ると、そこにダークスーツを着た男がお参りしていた。目からは涙を流しているようである。しかも、その男は、友人のことを知っているようであるが、友人にとっては、その男とは面識はないようである。 つみれの家に戻り、店で飲んでいると、兄がその男は友人の生みの父親ではないか?なんて言い出したのである。 そんなバカな・・・と思ったつみれは、友人と別れた後に怪運堂を訪れ、そこにいた竹田津とともに外出がてら、友人の墓地がある場所へと訪れたのである。 そこには、その墓地を管理している僧侶がいるのだが、その僧侶が言うには、たしかにその男を見かけた、とのことである。 しかし、見かけた時間というのが、日中ではなく、夜中であった、とのことである。 墓地を離れた二人は、喫茶店で話をしていた。すると、近くにいた二人の男子学生が、その男にまつわる話をしていたのである。 二人が語るには、その男は、追いかけてきた二人の外人から逃げていた、とのことであった。 しかも、その日時は、奇しくも住職が男を見かけたときと同じ日で、なおかつ同じ夜の時間であった、とのことである。 その4に続きます。 東川篤哉著「谷根千(やねせん)ミステリ散歩 密室の中に猫がいる」KADOKAWA刊 2025年 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.03.15 01:41:41
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