2006/06/13(火)05:34
いま、会いにゆきます その2
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【ストーリー】「ママは雨の季節になったら戻ってくるからね」。
そんな言葉を絵本に残して旅立っていった秋穂澪(ミムラ)。
6歳の佑司(武井証)は母の死を受け入れつつも、その約束を固く信じていた。
そして訪れた雨の季節。佑司と父・巧(成宮寛貴)は木漏れ日がまぶしい
森の中で、記憶をなくした澪と出会う――。
【出演者】ミムラ/成宮寛貴/黒川智花/福本有希/志保//岡本綾/MEGUMI/中井美穂/武井証/山崎雄也/山本圭/谷啓/生瀬勝久/余貴美子/三田佳子
2話から4話まで見ました。
ミムラの澪や成宮寛貴の巧にはだいぶ慣れてきました。
ただ、水槽のエピソードや、大雨の日に佑司が行方不明になるエピソードなど、悪い話ではないのですが、今ひとつピンと来ないのも確かです。
話は変わりますが、この「いま、会いにゆきます」も、「世界の中心で愛をさけぶ」も、最初に映画版を見て、その後にドラマ版を見たのは同じです。ただ、前者は映画版が、後者はドラマ版のほうがずっと良いと思いました。
「世界の中心で愛をさけぶ」は、正直なところ「白血病の女子高生が死んでしまう」だけの話です。ですから、原作どおりに映画を作っても新鮮味がないし、ありきたりでそれほど泣ける話ではありません。ということは、個性的な脇役を登場させて、様々なエピソードを挿入したりする必要があるわけですが、そういう意味では時間的な余裕があるドラマ版のほうが有利になります。
それに対して、「いま、会いにゆきます」は、「若いころの澪が時間を飛び越えて巧と佑司に会いに来ていた」というオチがあって、それ自身で完結している話です。ですから、あえて様々なエピソードを挿入する必要はありませんし、そうすることによって逆に原作の魅力をスポイルすることにもつながりかねません。
ということは、視聴者に「ドラマ版も面白い」と思わせるためには、中間部分の様々なエピソードを後半につなげて、映画版にはなかった新しい魅力を感じさせられるかどうかがカギになりそうな気がします。
ところで、黒川智花はめがねをかけるとものすごい優等生に見えますね。