カテゴリ:映画
70年代に衝撃的な内容で大ヒットした映画 「日本沈没」が、33年ぶりにリメークされ、15日から東宝系で上映されます。
この映画、防災の観点でもみる価値がある作品のようです。 例えば作品中の中高層ビルが途中の階で壊れる「中層破壊」は、阪神・淡路大震災の経験を踏まえています。 また、全国各地を襲う地震や火山噴火のメカニズムは、「プレートの断裂は北海道の南部から始まる」「阿蘇が噴火するだろう」といった最近の学説を引用しています。 「東京の予測震度6強」「本震が来ます」と、危機管理担当相が身構える場面があるそうですが、これは初期微動から地震の揺れを予測する気象庁の緊急地震速報だそうです。8月から始まるシステムを先取りしたものです。 「日本沈没」を科学的に監修した一人の東大地震研究所の山岡耕春教授は、中央防災会議の専門調査会でも「防災意識を高める効果がある映画」と紹介しています。 小学2年の時に旧作を見て、映画に興味を持ったという樋口真嗣監督は、試写会のあいさつで、「前作は沈む日本から逃げるという話だった。今回は恐れずに立ち向かう。どういう姿勢で向かっていけばいいかを願いを込めてつくった」と話したそうです。 災害に備えるという観点で観てみたい作品です。 「ブログランキング」に登録をしています~☆。 よろしければ、ポチッとお願いしますm(__)m。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/10 11:34:36 PM
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