簡単生活をめざす！

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夫は大家さん。マンションや、貸店舗、シェアハウスを運営、管理も自らやっている。
私は総務、経理担当。
大家さんというと左うちわな感じを受けると思うけれど、なかなかこれもセンスがいる仕事だと思う。
管理をすべて外注することもできるけれど、それなりにコストがかかるし、納得がいかない管理をされることもある。大家に知識がなければ、騙されることもあるし、不要な支出を強いられることもある。

夫が義父から引き継いだときは、外注していた管理会社は今一つだった。
管理会社の担当者に家賃を持ち逃げされて、裁判をかかえていたり、自主管理していた物件は滞納による未収金が1000万を越えていたりした。

夫は、義父の反対を押しきって、すべてを自主管理に、家賃の滞納などもひとつひとつ解決していった。
今までのやり方では到底解決できなかった問題を、お義父さんとケンカしながらやりとげたのだから、結構やるな、、、と感じている。

さて、そんなことはさておき、
夫は新しく入居する人とも自ら契約するので、入居者とは顔馴染みである。

入居者がらみでは結構色々なことが起こって面白い。

つい先日、シェハウスの30代前半の女性の入居者から夫のもとに切羽詰まった様子で電話があった。

「今、◯◯(外国)にいるんですけれども、、、ワクチンの接種証明書を部屋に忘れてきてしまって飛行機に乗れないんです(泣)」

「大家さん、事務所にいたら、私の部屋に入って接種証明書撮影しておくってもらえませんか？？(泣)」

私達夫婦が出勤している会社の事務所はシェハウスのすぐ近くで、こんなおじさん(夫)に頼んでくるとは、緊急事態だと、夫は慌てて合鍵で部屋へ。電話しながら、引き出しなどをそこじやないとか、やりとりしながら接種証明書を見つけ出し、LINEで無事送ることができた。

子供がお父さんに頼んでるみたい、笑。

ちょうど、うちの娘が、家に◯◯を忘れたから、写真とっておくってくれー

ということを時々やるので、それを思い出した。

「無事、乗れました〰️ありがとうごさいました！このご恩は一生忘れません！」彼女から、喜びのLINEが入りほっと一安心。

乗るときはいらなかったのかな？と、夫と話しながら、笑っていたけれど
まあまあ、信頼されているんだな〰️と思った。
(気持ち悪い大家なら頼まないよね？)

ちなみに、彼女の部屋は、(ズボラな)うちの娘並の感じだったとのことだけれど、ちゃんと、保管してある場所を把握しているということは、そこそこ整理できている、ということよね？と感心した。

今、うちの娘の部屋はヒドイ状態なのー。


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