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カテゴリ:思い出ほろほろ
主人の実家は 特に、 主人は私と同年生まれなのに 私が
すると、 まずは玄関からは家に入れてもらえず、縁側の方から中へと招かれました。 一間10畳ほどある和室が3部屋ずつ南北に2列在り、 そして 取りあえずご挨拶して、手土産をお渡しし
どの位の時間が経ったか・・・
当時60歳位のお義母さまが、 そして、長盆はそのまま私の目の前に置かれました。 ???普通はお盆から降ろして台の上に置くのでは・・・ すると お盆の中に置かれたお料理をそのまま戴くというのは人生初の体験。 頂戴している間中、お義母さま以外の方は誰も顔を出してくれません。 後から聞いた話ですが・・・ 私とまだ何の約束もしていない当時の主人は席を共にすることを許されず ひっそりとした空気の中 食べ物をのどに引っ掛けそうな気持ちをぐっと抑えながら 礼法の講師の資格を持っていた私ですが、 また、 お礼の言葉を言おうと口を開きかけた途端に 「この家の当主が顔を出すからさ、挨拶してくだされな」と言われ 今度こそ
お盆のままお料理を頂戴したのはその時だけで、 要は 今になってみると懐かしい思い出なのですが、 随分年月が経った今でも、主人の実家だけは独特なので くれぐれも作法に失礼が無いようには気を遣います。 例えば、宴席に着く時でも、 会話も出しゃばり過ぎず、黙り過ぎず、
そして、その中でも 最も驚くべき慣習(儀式)は おめでたい時や折々の宴席で行われる『北信流』です 詳しくは次回にいたします。お楽しみに にほんブログ村 主婦日記ブログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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