2012/07/07(土)16:53
♪ひと夏の恋♪(BGM思い出の九十九里浜)
七夕の今宵 私の 今の 心境は・・・・と言うと
天空の風が
この厚い雲をひと時で良いから
遠くへと吹き払って
一年に一度しか逢えない恋人たちの天の川が
地上からも見ることができますように(祈) 天つ風 雲のかよひぢ 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ
僧正遍照 作 あるリサーチ会社が
「海や山、花火や縁日など野外のアクティブなイベントが多い夏は身も心も開放的になるのではないか?」との想定の元
「夏の恋に関するイメージやキーワード」を調査したところ
情熱的 開放的 花火大会 浴衣 海 山 旅先での出会い
バーべキュー 大胆な洋服 水着 失恋 終わりが早い・・・
などなど、夏の恋らしいキーワードがたくさん出てきました。
私が注目したいのは、女性陣から出たキーワードの中に
「失恋、終わりが早い、線香花火のようにパッと輝いて自然に消滅する」といった、
夏の恋に対するネガティブな回答が多いということ。
みな様の中にも「ウンウン、わかるぅ」と頷いた方も多いのでは?
元々、夏の恋というのは
とても情熱的で開放的でワクワクするようなイベントがたくさんあります。
だからこそ、多くの男女が「夏の出会い」を密かに楽しみにしているのですが、
こういったポジティブなイメージに反して、
「夏の恋の結果はいつも失恋な気がする……なぜか続かないんですよね。
恋の走り出しは良いんですけど。。。」
と嘆く夏恋失恋者が実際には沢山いらっしゃるようですね
かく言う私も恥ずかしながら一夏だけの純愛経験者の一人です。。。(汗汗)
「そんなに白い肌をわざわざ焼くなんてもったいないよ」
そう声掛けられたあの夏。
差し出された手にそっと自分の指を乗せた時
勝手に走り出した心臓の音
それが相手にも聞こえるのではないかと怯えた・・・ 初めて握った男の人の掌の厚さと温もりに改めて異性を感じた
その瞬間に世界が熱く変わった 近くで花火大会をしている人達の姿も消えた
砂浜を歩くビーチサンダルと波の音だけが現実かと想える時間
夜のビーチに響くその音が耳触りに思えて 裸足になった
何かを話そうと口を開きかけても喉がカラカラ
彼の顔もまともに見上げられないもどかしさ
浜風の悪戯だろうか、突然 ブルリと震えた
ふわりと肩に掛けてくれた ビーチジャケット
民宿の玄関まで送って貰いドアを開けた瞬間
夢の時間は終わった
「何処行ってたの?心配するジャン!」
待ち構えていて質問を浴びせる友人達。
「あの人、昼間しいたんに声かけた人よねぇ~♪ へえぇ なるほどぉ」
何が なる程なの?
「それで? 電話番号交換した?」
「ううん、しなかったわ。そんな事思いつきもしなかった・・・」
「なあぁんだぁ、、、」
どうやら、
私の返事は友人たちの好奇心を一気に冷却したようだった。
思い出の九十九里浜 / Mi~Ke.
聴いていて失恋の歌なのに何故か爽やかです。 皆さんにも忘れられないあの夏があるでしょう・・・ 思い出は切なく甘酸っぱいです。・・・ あの人は今どうしているのでしょう? ・・・ あの夏を思い出すことがあるのでしょうか? ・・・