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テーマ:今日の出来事(292585)
カテゴリ:暮らしのひとコマ
ある方の「とても素敵なお葬式に出席した」という日記を読み「そんな素敵なお葬式もあるんだ。いちどそんな(素直に素敵と思える)お葬式に出席してみたいなぁ」と思った矢先
(旦那の)叔父さんが亡くなったよ~。 との訃報が舞い込んだ。 叔父さんと言っても義理の父の妹の連れ合いなので、親族として出席と言っても当事者ではなく、お客様状態だ。 少し前から末期ガンで床に伏せっているとの話を聞いていたので「とうとう亡くなったか」との思いしか抱かなかったが、旦那としては幼い頃から親しんだ叔父さんなので、感慨の思いがある様子。 しかしわたくし、訳あって通常の結婚スタートをしていないので、親類の前のひな壇に陣取って「これが我が家の嫁です。親類の皆様どうぞ宜しく」と紹介された事が無い。 なので、親類が集まる場所では「あの子、最近顔を見るけれど一体誰だね」みたいな状態でとても肩身の狭い気持ちを持っている。 本当はもう15年もたっているので、実際はそんな事は無いと思うのだけれど何だか自分からなじんで行けない。 〇〇家の長男の嫁なのに、なんだかいつまでたっても「お客様」というか「かやの外」みたいな疎外感を感じちゃっている。 根暗なのだ~。 いじいじしてるのだ~。 昔の恨みをいつまでも根に持っているのだ~。 今回もある事に気が付いてしまった。っていうかうすうすそう思っていたのだけれど。 お義母さんは実の息子の嫁よりも、今回亡くなった叔父さんの所の嫁と仲が良い。 それもかなり打ち解けた仲の良さだ。 わたしがいつまでも「ですます」調の敬語を使っているのに、その嫁は「叔母さん~、何言ってんの~。バッカみたい~」と思いっきりタメ語だ。 目が点だ!!! と言っても20代の娘ではなく、わたしより2~3歳上で、しかも結婚したのは私より5年も後だ。 後から来て先を越された感一杯。 ちょっと凹んだ。 でもいいのだ~。 仲良くしてもらっていても、「〇子さん(その嫁の名)ちっとも気が効かんで、私んたちが(義母と義姉の事だ)お客様とかのお茶だしとかみんなせんならん」なんて言われちゃうのだから。 最初から「可愛げの無い嫁だ」と思われていた方が気が楽だ。 ...悲しすぎる。 ところで今日のお葬式。 小学校低学年の孫がおじいちゃんに対して「お手紙」を読んだのにはタマゲタ~。 そんなのはテレビに移るお葬式でしか行われていないと思っていたのに、実際にやる人もいるのね。 自慢じゃないが、お葬式の経験は多いほうだと思う。 私の父、母、義兄(私の姉の夫)と見送った時も全て丁度ナイスなお年頃の「孫、息子、娘」がそろっていたが、そんな演出をするつもりも、そんな心の余裕も無かった。 (娘は大好きなおじいちゃんに「お手紙」を書いたが、ひっそりとおじいちゃんの胸元に忍ばせただけだった。それだけで満足な気持ちだった)のにマイクもってみなの前で読み上げちゃうんだもんな~。 まるで結婚式みたいだったな~。 あれって、葬儀屋が演出アドバイスするのかなぁ。 この叔父(昔、お正月に集まった際)唯一「こちらへ来て隣りに座って飲みなさい」と声をかけてくれた人だったので(他の叔父は旦那には声をかけても、わたしには声をかけない。別にしゃべらなくても良いと思っている様だ)お葬式の最後の方ではちょっぴり涙が出て来て、それを隠すのに必死だったのだけれど、おかげでいっぺんに引っ込んじゃった。 やっぱりなかなか「良いお葬式」には出席できそうにないな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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