テーマ:カウンセラーの独語(339)
カテゴリ:四国八十八ヵ所
3月22日は高知市郊外の高須地区のホテルに、そこでは、歩きお遍路で抜いていった人もとまっていた。顔まではみていなかったけど、相手はわかっていたようだ。強面の顔でした。ちょっとおどおどしながら、挨拶だけしました。今思えばもう少し話しておけばよかった。そしてゆっくりベットでねた。ベットはこの旅で初めてであった。
3月23日は、高知から岩本寺のある窪川まで行く予定。 今日もロングライドであるため、早めに6:30に出発。 第33番 雪 蹊 寺(せっけいじ) ここにいくまでは、高知市内をとおる。私の同じ方向に向かう学生もあり、いつも通学大変だなあと感じる。意外にその自転車は早い。おつかれさまと思う。高知市内は路面電車がはしっており、古い車両もちらほら全国の廃線された路面電車もはしっているのだろう。なんとなく風情を感じながら、 高知港のわきをとおって、10キロ近く走ってお寺へ到着。ここは静かな町の古いお寺という感じです。ただ、仏像は国の重要文化財であり、運慶が作った仏像など価値のあるものらしい。見た感じに私はその価値はわからないが、参拝して、早速つぎへ。 第34番 種 間 寺(たねまじ) ここまではゆったりとした平地。嬉しい限り、この気持ちがいいサイクリングをしながら到着。このお寺は名前の通り、田舎のお寺、田んぼのなかにぽつんと立派なお寺がある。弘法大師が五穀をまいたことから種間と名づけられたと言ういわれがある。弘法大師って土木、農業技術も導入していく開拓者でもあったのだろうなあ。なんて思う。ここでは観光バスのお遍路とであう。これをみながら 護送船団方式のお遍路だあ。なんて思ってしまう。久々の団体さんをみた。津波のように大量の人がきて去っていく。そしてそのときだけは「ベチャクチャ、ベチャクチャ」とお寺がどこかの市民ホールにいるかのようにうるさくなる。ご利益がありますようにと祈りながら見送る。 第35番 清 瀧 寺(きよたきじ) ここはお寺が山の中腹にあり、急な坂があり、文柑などの柑橘系の木が多くあるところをとおる収穫間近であるらしく作業をしている人も多い。呼び止められてこの木のものをいくらでもとっていていっていいからとミカン?オレンジ?をもらう。4個もらい。(お接待)2つは自分でたべて3つはほかのお遍路さんに私からお接待した。ここで大学生と出会う。大学院受験の為に自分の気持ちを切り替えるために遍路をしているとのことであった。 私はなんのためにしているのでしょうか。考えさせられた。実は自分の心を探しているだけの気がした。 第36番 清 龍 寺(しょうりゅうじ) ここは海の近くにあるお寺。弘法大師が密教の秘法をさずかった清龍寺を日本でもつくろと発願されたお寺。ここではお寺の駐車場にサンゴ細工の売店がありそこであんぱんとお茶のお接待をうけた。ありがたい。今日はお接待をしてもらったり、したり、これぞお遍路なのかな?ありがたい。 途中、別格5番 大善寺へ 窪川まで距離があるので四国別格二十霊場の一つに立ち寄る。ここでは納経所で自転車好きの人に出会う。30分くらい話したかも。疲れているわたしにはとてもいい時間でした。こんなところで自転車の話をするとは。ここでは今日17人くらい納経をもらいに来た人がいるらしい。でも不思議。これでも今日は多いほうだとのこと。別格はまわるものが少ないのだなあと感じた。 そして窪川まで進む。途中は七子峠を登らなければいかない。だらだら7kmのぼり。苦痛としかいわざるおえない。トラックや坂に不満を感じながら。乗り越え。窪川に到着。 今日は、旅館の客が私1人であったなんとも寂しい限りでした。初体験でした。 この日を通じて、お接待ということを通じてではあるが、人のふれあいを感じる。 だれかに受けたらまただれかに返す。 これを繰り返し、損得を考えずに行えるこの心が大事に感じた。 自分が積極的に関われば人は反応する。 あまりに相手の反応を考えすぎている自分に気がつく。断られたらどうじよう。変な人っておもわれないなかな。と思うことが多い。 ここで一つ。 「相手のことを考えている。」と「相手の反応を考えている」の違いを知ることが大事。 前者は相手を考えている。後者は自分のことを考えている。 どうでしょう。自分のことを考えすぎていませんか。 これを変える方法は、 まずは行動してみよう。自分のことは2の次。 基本的には良心で無意識に相手のことを考えているはずで割とこのほうが徳をすることも多いはず。 もしも、もしも、もしもこうなったら、こうなるかもと思っていることは。割と起こらないことが多い。 今までの生活観での感じ方とすこし大きな視点でものごとをみれるようになったような気がした日であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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