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カテゴリ:Therapy&Healing
こんばんは♪ 空飛ぶナースかおりんです。 矢野先生&秋元志保さんのコラボWSで体験することができた感動を、 今も思い出しています。 それでは、続きを書いてみます。 真面目な話で、長いですから、 読みたくない人はとばしてくださいね。(^^;) 最近、特に悩みがなかったので、 まさか私がクライアント役をすることになるとは、 想像していませんでした。 まぁ、悩みがないと言っても、小さいのはありました。 やりたいことが思うようにできてないとか、 そういう自分自身をどうにかしたいだとか、 部屋をなかなか綺麗な状態でキープできないとか。(^^;) ↑でも、そんな自分でも、まぁいっか~って思うようになって、 悩みが悩みじゃなくなってるところもあったし、 基本的に、今は一人でいても幸せだなぁって感じられていたので、 特に、相談したい程の悩みは思いつきませんでした。 だから、1日目の朝、矢野先生から、 「クライアントやってみたい人?悩みある人?」って聞かれても、 「私は大丈夫」って思っていました。 傍観者の立場で勉強ができればいいと思っていたんです。 それが・・・。 1日目、他の方の感動的なワークを観ているうちに、 自分の奥深くに眠っていたものが、目覚めてきたのでしょうか!? なんだかよくわからない、感情というか、不安みたいなものが、 湧きあがってくるのを感じました。 将来のパートナーとの関係に対する不安? 私は大丈夫って思っているけど、本当に大丈夫なの?私?? 寂しくないって思ってるけど、本当は寂しいんじゃないの?私?? これは、何なんだろう?って思いました。 不安、寂しさのようなもの、信じることや信じられない思いが溢れてきて、 胸がとっても苦しくなってきたのです。 2日目の朝を迎え、会場に向かっている時もその感じは続き、 だんだん私も、セラピーを受けてみたい、いや、受けたい! と思うようになっていたのです。 なんだかわからないけれど、自分の中の本当に解決すべき問題に、 やっと向き合う時がきた、という感じがしていました。 2日目、午前中のセラピーが終わり、 「午後のセラピーを希望する人?」と聞かれた時、 迷わず手を上げました。 みんなの前で、自分の問題をさらけ出すことは、 特に、恋愛や結婚のこととなると、 なかなか話題にすることができなかったということもあり、 とても勇気がいることでした。 でも、この場所だったら、矢野講座のみんなの前だったら、 自分の弱さを出してもいい。 きっとここにいるみんなは見守っててくれる。 そういう気持ちもありました。 そして、午後一番に、矢野先生のセラピーを受けました。 初めは、私の心に浮かんできたことをとにかく伝えていきました。 自分自身で、正体が分かっていない不安や気持ちだったので、 いいのかな?どうなるのかな?という思いもありました。 ところが、しばらく話を続けた後、いきなり先生が、 志保さんにバトンタッチするとおっしゃられました。 ??? 突然の交替に、私はとてもびっくりしました。 なんとなく、ゲシュタルトではなくて、矢野先生のワークの方が、 解決しやすいテーマなのかな?と思っていたので。 でも、先生は、これ以上セラピーを続けても、 話を聴くことだけで1時間以上掛かるし、意味がない、 という判断をされたのでした。 これが、正解だったことを、後で私も理解しました。 更に、後日談によると、先生はトイレにも行きたかったようですが・・・。(^^;) ということで、志保さんのゲシュタルト療法へと切り替わりました。 交替した志保さんから、ほんの一言二言質問されて、 自分の感情に意識を向けた瞬間、私の感情が揺さ振られて、 気持ちが溢れてきたので、これには、本当にびっくりでした。 そして、その出てきた感情が言葉を話せるとしたら、 どんなことを言っていますか?と聞かれ、 私自身が感情や気持ちになって、一つ一つ伝えていきました。 感情を取り出して椅子の上に置いて、その感情と対話したりもしました。 「今、ここ」の感情を大事にしながら、 志保さんの、まるで水が流れるかのような、スムーズで滑らかな誘導、 そっと寄り添うようについてきてくれる感じ。 とても安心でき、信頼でき、今まで気付かなかった気持ちまでが、 どんどん引き出されていきました。 このワークを続けていく中で、自分では思いもよらない人が出てきて、 とても驚きました。 自分の中では、過去のこととして、完了していたと思っていたからです。 その人のことを、私はまだ許していなかったことに気付きました。 許せないと思っている自分がいたことに気付きました。 許すことができていない自分を、更に許せないと感じていたのです。 途中で、その人の椅子に座ることで、その人の気持ちが伝わってきました。 同じように、寂しかったんだな。そう思いました。 そして、その人に向かって「ごめんね。」と言いました。 でも、なんだか、その時は、心からの気持ちではないような気がしました。 時間ばかり掛かって、とても申し訳ない気持ちもあったけど、 「まだ心からごめんねって言ってない気がする。」と、 正直に志保さんに伝えました。 どうして、私は許せないのだろう? 時間もとても長くなっていたので、私自身もかなり疲れてきていました。 ホントは気付きたくなかったことや、自分の悪かった部分を思い出したり、 向き合ったりしていたので、心が重くて、辛かったのです。 それに、それを見守ってくれているみんなにも、 とても申し訳ない気持ちになりました。 私の問題に、あたたかい気持ちで寄り添い、話を聞き、 感情や気持ちを引き出してくれている志保さん、 そして、じっと見守ってくれている仲間たち。 私のために、こんなに時間を割いてくれて、ありがとう。 本当にごめんなさい。そんなことを思っている自分もいました。 そんな時、志保さんが、未来のパートナーが座る椅子を、 出してきてくれました。 そのパートナーと自分の座っている椅子の位置を、 自分自身で配置し、今度は、その新しいパートナーと、 向き合うことになりました。 新しいパートナーに対して、自分の感情を伝えて行くうちに、 ふと、はるか遠くに設置した、私が許せていない人の椅子のことが、 気になってきたのです。 そして、その時、今までの許せない気持ちが嘘だったかのように、 あっ、私、謝りたい。その許せなかった人に今だったら、 謝れる気がする、そう思えるようになったのです。 ごめんなさい。 そして、ありがとう。 やっと言えました。やっと心から言えました。 私は、忘れていたんです。ずっと、許せないという気持ちも、 その人の存在も、そのまま、心の奥のポケットにしまっておいたので、 思い出すことがなかったんです。 伝えても伝えても届かない気持ち。 無視されるのではなく、認めてもらいたい。 お互い、大事なことも、何気ない日常のことも、 思いやりの心を持って、伝えあっていきたい。 そんなことを望んでいたのに、叶えられなかったこと。 すごくすごく寂しかったこと。 二人でいる方が寂しかったこと。 だから、矢野先生から、新しいパートナーと、 どんなことをしたい?と問われても、 当たり前の日常とか、なにげないことを大事にしたい、 という、漠然としたものしか、出てこなかったんだって。 更に、私は、このセラピーを受けている間に、 高校時代のことも思い出しました。 学校では笑っていたけど、家ではいつも泣いていたこと。 両親の仲が良くなかったこと、家が嫌で嫌でたまらなかったこと。 当時飼っていた大好きな猫が、私の家での話し相手で、 私も猫になりたいって思っていたこと。 母に、父と別れてもいいよ、と言ったけど、 私たち子どものために、母は、別れないという判断をしたという話。 そして、母からは、好きな人と結婚できなかったこと。 父とお見合い結婚をし、でも、すぐに別れようと思ったけど、 その時に私がおなかにいることが分かって、 別れることができなかったという話・・・。 忘れていました。 でも、きっと、ずっと心に引っ掛かっていたんです。 そして、家庭の中で、どんなことが幸せなのか、 どんなことがお互いを愛することなのか、 私は見たことがなかったので、 幸せの形がどんなものか知らなかったのです。 すべてをそのせいにするつもりはありません。 恋愛や結婚が上手く行かなかったのは、自分の問題。 相手と自分の問題なので、親のせいにするつもりはありません。 ただ、子どもに、幸せの形がどんなものかを、 親が見せることは、日常生活の中で示すことは、 とても大事だと思います。 親がお互いを思いやって、気遣って、愛し合っていれば、 子どもは、自然と幸せの形を学ぶことができます。 愛しあうこと、幸せ、それは、特別に激しいものや、 ドキドキワクワクするものではないということを、 子どもは、普段の生活から知るんだと思います。 志保さんのゲシュタルトで、今ここ、の感情を大事にして、 最終的に、許せなかった人に対して、自分自身に対して、 許しを与えることができました。 やっと「許せない」という気持ちから、自由になりました。 もう少し続くので、今日はここまでにします。 重い話なのに、読んでくださって、ありがとうございます。 今日もあなたにたくさんの幸運が降り注ぎますように☆ かおりん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.17 00:34:34
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