かおりんごのお部屋 　　　　　　　　　　　～ズボラ主婦と６匹のニャンコの日常～

昨日の日記に、たくさんの素晴らしいコメントをいただきました。

ありがとうございます♪


ここの日記でうちのどうして子供がいないのか書いたことはなかったと思うので、今日はこのことについて。

私は、『精神的不妊』なんです。

こう書くと不妊治療中の方からは怒られるかもしれません。。。

でも、今は心の病気になる方も多いし、精神的に子供を生むことができない人がいたっていいのかなって思っています。


どうしてそうなったかは子供の頃からのトラウマだと思います。

これを思い出すと精神的に不安定になりそうなので省きますが。


私は若くに結婚したけど、ノブしゃんは結婚当時３１歳。

すぐに子供ができたとしても、子供が成人すると５２歳。

私の中で『子供は早く・・・』っていう気持ちがなかった訳ではありません。

２５歳ぐらいまでは、本当に悩んでたんです。

子供のことを考えると、１日ご飯が食べれない、眠れないを繰り返してました。


元々、高校のときにカウンセリングに通っていたぐらい精神的に不安定だった私。

ノブしゃんと結婚して、やっと精神的平穏を迎えた私。

それが、

『子供を産んだら、成人するまで責任を持って育てなければいけない』

これを思うだけで体に震えがくる状態。

『１人っ子は可哀想だから、最低２人は・・・』

『ノブしゃんの年齢からしたら、もう時間はない・・・』

『私みたいにお金がないからって自分のように進路を親が決めることは絶対にしたくない』

『でも、お金がない・・・』

『そもそも親から突き放されて育った私に子供を育てることができるのか？』

『私みたいなのが親でいいのか？』

『少し何かがあると無気力になる私が、子供の面倒見れるのか？』

『もし母と同じように３０歳前半で死んだら、子供は私と同じ運命を歩むのか？』

『でも、子供は産まなくちゃいけない』

『どんなことがあってもきちんと育てなくちゃいけない』

こんなことが頭の中をグルグルグルグル。

自分で自分を追い込み、きっと子供をまともに育てることができない自分を責め、生きている価値がないんじゃないか？とまで思い。


吹っ切ることができたのはいつぐらいだろう？

自分の中で割り切ることができたからかな？？？


人と違ってもいいじゃない。

子供がいなくても自分たちがそれでいいならいいやん。

子供のこと考えて精神的に参るぐらいなら考えないでおこう。

って思えるようになってきました。

そして今は、今生きてるってことだけで幸せだなって思うようになってきたんです。

優しくて、自分のことを本当に心配してくれる人がいるってことがどんなに幸せなことか。

それだけで十分。他に何もいらないって。


親に孫を見せることができなくたって、金銭的に厳しい親に毎月援助できるのも子供がいたら無理だっただろうし、『今日はラーメンが食べたいな～』って日に気軽に食べに行くことだってできなかっただろうし。


ずっと自分が人と違うってこと認めたくなかったけど、精神的不妊でもいいかなって。

毎日、楽しく幸せに暮らしてたら、そのうち子供のことを考えても精神的に大丈夫な日がやってくるかもしれないなって。

そんな気持ちでいます。