いつから応援しているか という問題2006年11月20日ハロプロは最初から現在のような大所帯だったわけではなく 何度もオーディションが行われ さまざまなユニットが作られて いつのまにかこれだけの人数になってしまった。 だから その過程を最初から見ていた人と ある程度メンバーが多くなってから知った人の間には 何らかの温度差はあるだろうし それはもちろん悪いことではない そしてどちらが偉いとか正当であるとかいうこともない ただ後から参入した人たちは 乗り遅れた 感覚をいだきがちだし 最初から応援していた人たちは この新参者が という感覚をいだく人もいる ハロプロの種 ともいえるのはもちろん 1997年にテレビ東京の番組 ASAYAN の中で行われた シャ乱Qロックボーカリストオーディション の落選者を集めて作られた モーニング娘。 なのだが オーディションによる新メンバー加入と 既存のメンバーの卒業とが繰り返されて 現在ではオリジナルメンバーは1人も残っていない こうした形で 10曲のオリコン1位 という記録を達成したわけだが とらえ方は参入時期によってずいぶん違うのではないだろうか 70年代には スター誕生 という番組があった ただ60年代から70年代にかけては テレビは家に1台あればいいほうで とても自由に見ることのできる時代ではなかった 当時若かった人であの番組を見ることのできた人は そう多くなかったんじゃないだろうか TVを見る ということ自体がとてもぜいたくな行為だった レコードはEPが500円 LPが2000円 ラーメンが35円から70円くらいの時代だから 音楽そのものが庶民には縁遠いものだったのだ 80年代には 夕焼けニャンニャン さすがにこの頃はテレビは普及していたし ラジカセなどを多くの人が持っていた だが放送時間は平日の午後5時というとんでもない時間 そんな時間にTVを見ることのできるのはどんな人たちだろう あの番組の主な視聴者といえば中学生や高校生だろうけど あの時間には部活をやっているか塾や予備校に通っているはず どういう人たちが見ていたのかいまだに謎である 現在コアなハロヲタになっているのは あの番組を見ていた人が多いらしいけど そして90年代のASAYAN これは日曜日の午後9時という見やすい時間だし この時代にはビデオという文明の利器も普及していたから 見ようとさえすれば大抵見ることができる状況になっていた 加えてそれまでの時代にはなかったものが爆発的に普及した インターネット という奴 モーニング娘。 は うまくこの新しい情報ツールに乗っかって 歴史的なブレイクを果たしたような気がする もうすぐナゴヤ球場のイベントから9年がたつわけだ 天然かおりんす (id:shuyo) 15年前 ジャンル別一覧
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