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カテゴリ:映画・VIDEO
とうとう、映画としてのスターウォーズに幕が下りた。足掛け28年・・と言っても日本公開は78年だったから27年とはいえ、4半世紀越えてますよ~、たった6作で。
昨晩、先行上映で観てきました。ネタバレあります、ご注意を! 優秀なジェダイの戦士だったアナキン・スカイウォーカーがどうして悪の権化、ダース・ベイダーになってしまったのか・・。もう必ず、死ななくってダースベイダーになることは解っているのにこれほど心に悲しみを感じてしまうとは思いませんでした。 彼は愛するパドメを救いたいがために、悪の力に屈してしまうんですよね~・・。エピソード2でラブラブだったナブーの女王、パドメと恋に落ちるスカイウォーカー・・こういったラブラブさが犬猿された2でしたが、こう繋がる訳ですよ。二人の愛が彼を歪めた・・とも言えませんか??評議会は若くてパワーのあるアナキンに対して冷た過ぎたんじゃないですか??ジェダイと女王の恋が道ならぬものだとしても、兄弟のように慕い合う師匠、オビ=ワンに相談も出来ないようなジェダイの信頼関係って、兄弟愛なんて、作り物だったんじゃないですか?? 彼がダークサイドに落ちるかもしれないと、案じていたヨーダもアナキンを突き放しすぎたんじゃないでしょうか?? と言ったって、もう、彼がダークサイドに落ちてしまうことはストーリーとして決まってる訳ですが、そんなあたりが「フォース」を使うもの達に、傲慢さがあったんじゃないかっていう、憤りを感じてしまいました。アナキン演じるヘイデン・クリステンセンは前回よりずい分、演技力を上げてるように思いました。これだけ、彼の悲しみに憤慨してしまうんですから。 議長のパルパティーンを怪しいと思う評議会、アナキンをマスターとして認めてあげないのに議長のスパイをさせるなんて、彼に寝返りなさいと言ってるようなものです。かわいそうに。。。若いから力を発揮したくって、戦いたいのに待機させるなんて、力を持て余して憎しみのエネルギーを増徴させてるようなもんです。 とまぁ、そんなこんなでアナキンに肩入れしたって彼が更正する訳でもなく、最後には愛するパドメにも乱暴しちゃいます。オビ=ワン、もう少し察してあげてよね、彼を小さな時から見てるんだから~。 いつになく、主人公に想いを寄せてるわけですが、見所はそれだけじゃぁ~ありません。 まず、初めの戦闘シーン、圧巻です。息をつかせぬ展開でつかみはOK!!自分も戦闘機に乗って飛んでいるかのような、落下していく時は落ちていくような気分を味わいました。今回は劇場で、上映館がいくつかあったんですが、「大画面、音響設備」もきっちり選んで行きましたから、ルーカスの推奨しているTHXのサウンドも存分に活かされていた映画館を選びましたよ。と言っても、いつも行く映画館ですけどね、9館あるシネコンですが3館がSW3だったんで・・いいとこ、選びました。 観に行くならそういったことも調べて、一番いい環境を考えて見ることをお勧めします。 そしてライトセーバーを使っての戦いもたくさんありました。グリーパス将軍とオビ=ワン、ヨーダとシディアス、アナキンとオビ=ワン・・どれもすさまじい戦いでした。 パドメの妊婦服も色々と衣替え。パールが並んだネグリジェは寝る時に邪魔だと思うのですが~キレイでした。 オペラハウスの演目はいったい、何をやっていたのでしょうか??水の塊が浮かんでいたのは解りますが・・不思議でしたね。 色々と、辻褄あわせがあった映画だろうけど、ストーリーも映像も、このシリーズで1番良かった!ってのは贔屓目過ぎます?? 翌朝すぐに、SW4を観たんです。昨晩の壮大な宇宙戦闘シーンを観るとちゃちいと思ったりするかと思ったんですが・・そうでもなかったです。 にしても、アナキンがダース・ベイダーになるべく、被り物しなきゃいけなくなる壮絶なラストはあまりにも悲しかったです。燃え尽きず、憎しみでいっぱいのアナキンが、シディアスに助けられて真っ黒なスーツを着て復活した時発する言葉、「パドメは無事か?」・・。やはり、愛は盲目なんですね・・・。 彼の心が開かれるには・・20年以上の年月が必要だった訳ですね。 また観たいです、あと、5と6を観てから。時間無いと思うけど、出来れば1と2も・・見直してからね・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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