kaoritalyたる所以

2007/08/05(日)14:15

ボルベール★★★★劇場96本目:女はとても逞しい!

映画・VIDEO(902)

7/15は【なんばTOHOシネマズ】のプレミアシートで、『ボルベール<帰郷>』を鑑賞してきました。 ペドロ・アルモドバル監督作品には拒絶反応を示す人もいると思うのですが、この映画は結構、万人受けする、逆に言えばアルモドバル監督作品にしてはアクのない映画でした。 解説等はいつものYahoo!からコピペで。 解説: カンヌ映画祭で最優秀脚本賞と最優秀女優賞を受賞し、各映画賞を席巻している珠玉のヒューマンドラマ。母として、娘としてのままならない人生をたくましく生きる女性たちの生き様を描き上げる。監督は『バッド・エデュケーション』のペドロ・アルモドバル。主演はアルモドバル監督と『オール・アバウト・マイ・マザー』以来の顔合わせとなるペネロペ・クルス。アルモドバルらしいビビッドな色彩の中で展開する人生賛歌を堪能できる。 10代のころ母親を火事で失ったライムンダ(ペネロペ・クルス)は、失業中の夫と15歳の娘パウラ(ヨアンナ・コバ)のために日々忙しく働いていた。ある日、火事で死んだはずの母親が生きているといううわさを耳にする。そんな中、肉体関係を迫ってきた父親を、パウラが殺害してしまうトラブルが発生し…。 この映画はペネロペの魅力が全開!とまではいかなくても、かなり素敵に描かれてるように思います。女性として完璧でない、ちょっと怒りっぽいところも可愛らしく感じられ、女性としてとても魅力的でしたね。なのに男っ気があまりなく、どちらかといえば勝気で・・。 ストーリーも解りやすいし、まぁ褒められた行動ではないけれど、娘を思う母として、そして女性としてを上手く表現していたし、吹替えとはいえ、<ボルベール>を歌ってる時の感情溢れんばかりの表情が素晴らしかったです。 【追記】 実は私、彼女の映画デビュー作・・  『ハモンハモン』を映画館で見たときからのファンです。このコ可愛いっ!って。きっと人気が出るって思ってました。去年、ビデオで久しぶりに再見。18歳で惜しげもなく裸を晒してもう・・何だか最後は笑えちゃいますね。 そのあと上映されたアカデミー賞外国語映画賞を獲った・・  『ベルエポック』もペネロペ見たくて映画館に足を運びました。その映画館は三越劇場・・。今はもうありません。ハモン・・とはうって変わってちょっと“お姉さん”な雰囲気で落ち着いてましたね。姉妹でワイワイするっての、何だか憧れちゃいました。 だからスパニッシュをまくし立てる姿なんて・・当たり前というか懐かしいというか・・やっぱりそれが彼女らしくて、演技だけど何だかやっぱり無理がない、肩の力の抜けた自然体な演技だなぁ~なんて思いました。 いまPCの壁紙とスクリーンセーバーはこの映画のものを利用してます。真っ赤で・・派手ですが元気が出ますよ~♪(笑)

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