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カテゴリ:映画・VIDEO
4/10に観に行った映画は、豪華キャストで話題のミュージカルです
映画監督グイドを演じるダニエル・ディ・ルイスが、まぁ情けない役なんですがカッコイイというか、ほっとけないというか、そういう“母性本能”を擽るタイプなんですよね。にしても、情けない奴で亡くなったお母さんを演じるソフィア・ローレンに泣き言を言うわ、妻を演じるマリオン・コティヤールには、愛人を演じるペネロペ・クルスを呼び込んどきながら誕生日祝いの電話を入れるわ、もう破綻してるんですよ、精神的に(笑) NINEの女優たち posted by (C)kaoritaly そんな彼が歌うシーンもなかなか良かったけど、一番迫力があったのはグイドが子供の頃にませてて、娼婦を演じるファーギーのところに行って魅せてくれたミュージカルかな。音楽や煌びやかな雰囲気はケイト・ハドソンのイタリアーノ!も凄く良かったし、ペネロペのシーンも色っぽくて楽しかった。ジュディ・ディンチの華やかなショー形式の音楽と踊りも良かったですよね。一番静かでもの足りないのがニコール・キッドマンですが、これはこれで必要な訳で、ソフィア・ローレンもさすがの存在感でした。 今回の解説等は、Yahoo!からのコピペでどうぞ。 解説: 『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取り、『イングリッシュ・ペイシェント』のアンソニー・ミンゲラ監督が脚本を手掛け、トニー賞受賞の同名ブロードウェイ・ミュージカルをオールスター・キャストで映画化。主人公に『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイス、彼を取り巻く女たちにマリオン・コティヤールやニコール・キッドマンらアカデミー賞受賞者がきらびやかに華を添える。ゴージャスなステージで繰り広げられるエモーショナルな歌とダンスに注目。 あらすじ: 1964年のイタリア。スランプ中の映画監督、グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)にとって、妻のルイザ(マリオン・コティヤール)だけが心のよりどころだった。ところが、妻以外にも愛人カルラ(ペネロペ・クルス)や主演女優のクローディア(ニコール・キッドマン)など美しい女たちに囲まれているグイドは、愛とプレッシャーとのはざまで幻想の世界へと陥っていく。 イタリアが舞台で、言葉もちょっとだけどイタリア語が出てきて、kaoritaly的には、かなり萌える映画でもありました。って言うか、何でイタリア語じゃないのよ~ってじれったくなるくらいでね。 ローマやナポリからの海岸線の景色はとても素敵だったし、ミュージカル以外にも楽しめるシーンが散りばめられていて、2時間弱がとても楽しかったです。映画好きにも、映画撮影で悩んだり、セットや衣装の舞台裏が見られたり・・でより一層嬉しいですよね~ NINE ケイトとダニエル posted by (C)kaoritaly フェデリコ・フェリーニの映画、「8 1/2」がベースになっているそうですが、その他の映画のシーンのオマージュっぽいのがありましたね。妻ルイザが初めてグイドの前でカメラテストしたシーン、私は『道』のジュリエッタ・マンシーナっぽいよなぁ~と思いましたし、パパラッチに追われるダニエルとN・キッドマンのシーンも、何かを彷彿とさせました。それほど見たわけではありませんが、フェリーニの世界は未だに、映画界への影響力があるんじゃないかなぁ~。だからこれは、その時期のイタリア映画界に対してのオマージュ的な映画だったのではないかな・・って思ったり。 まぁ、ペネロペが一番色んなシーンを演じてたな、ってことで、彼女の可愛い画像を(笑) 100410NINE 赤い服のペネロペ posted by (C)kaoritaly そしてこの映画、最近亡くなったアンソニー・ミンゲラが脚本なんですよね。彼に捧ぐってメッセージがちょっと悲しかったなぁ~。こういった華やかな映画のイメージでは無いんだけど、フェリーニの映画にオマージュを捧げつつ、グイドの女性遍歴と幻想に焦点を搾って上手くまとめた脚本だと、改めて素晴らしい才能の幅広さを感じたのでした。 NINE ポスター posted by (C)kaoritaly 1日があと2,3時間長かったら、何度でも劇場で、踊りと音楽の迫力を楽しみたいですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 25, 2010 01:16:07 PM
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