kaoritalyたる所以

2010/05/05(水)16:28

ドン・ジョバンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い★★★★劇場47本目:久しぶりにセット背景を観たわ~。

映画・VIDEO(902)

4/17の1本目は、イタリア/スペイン製作の伝記モノです。 レビューが溜まっているのでサクッといきたいと思います。 オペラは一度も観に行ったことがないkaoritalyですが、興味津々です。 で、前日の日経新聞夕刊でも評価が高く、俄然見る気も高まり初日に早速。 始まりのシーンが途中にも繰り返し出てきましたが、迫力充分、 期待させられるスタートでしたね。神父のクセに女遊びと博打に明け暮れる 主人公のロレンツォくん、カッコよく見えるときとダサい時がありますが、 恋の病にやつれたところが色白で、ヴァンパイア役が似合いそうだなぁ~と思ったり。 ドン・ジョヴァンニ posted by (C)kaoritaly 全編イタリア語ってところも良かったなぁ~、何だか。 多分、モーツアルトはイタリア語を喋ってなかったんだろうけど。 ダ・ポンテ自身の経験を盛り込みつつ、あのドン・ジョヴァンニが出来上がったのが 本当なら是非、このオペラが上演される時に観てみたい、と思ったのでした。 モーツアルトの描き方も、アマデウスに似通っていた感じがしたけど、 こうして色んな側面から彼を表現されてて、解釈が多様で、やっぱり 凄い才能の持ち主だったんだな、と。お父さんへの思いとか、ね。 昔の劇作家って、こうして舞台の練習を始めながら、脚本も書いていったのかな。 映画はシナリオがあって、脚本を読んでキャストが選ばれたりすると思うけど、 それも今の話であって、映画ももしかしたら、そうやって進行してたのかもね。 さて、解説等はallcinemaONLINEからのコピペでどうぞ。 「カラスの飼育」「カルメン」の巨匠カルロス・サウラ監督が、モーツァルトの不朽の名作『ドン・ジョヴァンニ』の創作の過程に迫り、その誕生に大きな役割を果たした劇作家ダ・ポンテの人物像を、華麗なオペラ・シーンと彼自身の秘めたる愛の物語を織り交ぜ描き出す音楽伝記ドラマ。  18世紀のウィーン。聖職者でありながら放蕩を続けた末にヴェネチアを追われたロレンツォ・ダ・ポンテは、新天地を求めてここウィーンへとやって来る。そして新進作曲家モーツァルトと運命的に出会い、2人はイタリア語のオペラ『フィガロの結婚』を完成させ、好評を博す。その後2人は稀代の色男ドン・ジョヴァンニのオペラ化に着手、自らの奔放な女性遍歴を重ねて台本を書き上げていくダ・ポンテだったが…。 オペラの舞台の描き方とか、なかなか興味深いシーンが素晴らしかったし、 何と言うか、映画らしい映画で、ちょっとレトロな感じと オペラの迫力が楽しめる、昔懐かしい雰囲気が漂う、イイ映画でした。

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