アヴィノネージ訪問から、晩餐まで!【トスカーナ旅行5日目】
11/11はシエナ観光後、お昼からワイナリー見学・・この日は1軒だけの訪問です。それはランチつきの訪問だから・・観光を挟む日でもあるから・・ですね。モンテプルチアーノと言えば、真っ先に思いつくのがアヴィニョネージ、だと私は思っていますが、歴史ある大手のワイナリーです。ヴィンサントって甘い食後酒でも有名ですよね。ワイナリーはタマラさんって、日本に1年程?!滞在したことのある女性が案内してくれました。 大樽と小樽、とにかく広くて凄かった!50&50を熟成中の樽なども見て、その後はヴィンサントの葡萄を干している蔵へ。天井高く積まれた白葡萄と赤葡萄・・丁寧に重ならないよう広げられてましたね。そしてヴィンサントの熟成樽なども見せていただき、ワイナリー訪問は終了・・お待ちかねのランチタイム!ワイナリーの施設内にリストランテがあり、その横の畑で野菜も育てていて、その野菜を利用して提供してる・・とのこと。ちょうど私たちが入る前に、何か摘んでいましたね。料理は色んなのが乗っかったクロスティーニ(画像ナシ)とパスタ、そしてドルチェ(画像ナシ)で、白、赤、デザートワインがセットになっていて、ちゃんとメニューリストもそれぞれの席に用意されてました。 イル マルゾッコ シャルドネ / アヴィニョネージ ヴィノ ノビレ ディ モンテプルチャーノ / アヴィニョネージどんどん注いでくれるので、白ワインは結構お代わりしちゃいました。赤も少しお代わりして、デザートワインのヴィンサントは、アヴィニョネージのモノではないけど、ここで販売している少し南の作り手のでした。で、結構ワインも飲んだし、満足感はあったのですが、せっかく7月くらいから始めたらしい有料試飲のヴィンサント、飲まないわけにはいかないですよね。私は隣りの席に座ったS姉さんと半分ずつってことで、飲んだことのない赤葡萄のヴィンサント、オッキオを飲むことに。もちろん、他の人たちも、ご夫婦で白赤両方注文されたり、私たちと同じように半分ずつで、注文されてました。因みに、白のヴィンサントは20ユーロ、赤のオッキオは25ユーロです。 オッキオ・ディ・ペルニーチェすっごく大きなグラスで提供されたのが驚き!!だから香りとアルコールが一気にやってきて、それはもう、華やかで甘い香りに包まれました。それと色!!琥珀色だと思い込んでましたが、褐色というか、ほとんどこげ茶色していて、飲むとベッコウ飴がグラスに薄く張り付くかのように、とても濃厚な液体でしたね~。素晴らしい余韻に浸り、いい経験をさせていただきました。そんな訳で結構、まったりゆっくりしたランチとなり、かなり長居しましたね~。その後は皆さん、ヴィンサントを購入・・買えるのは、試飲した1997の最新ヴィンテージと同じもので、白のヴィンサントは180ユーロ、オッキオ・ディ・ペルニーチェは210ユーロでした。赤白2本買うと約54,000円!!でもやっぱり、せっかくの機会なので購入しました。名残惜しい感じでしたが、タマラさんと写真を撮ってサヨナラし、ピエンツァの観光に向かいました。すっかりと夕暮れになってます。町に着くとすっかり日も暮れて、携帯・デジカメ共にいい写真は撮れなかったので、町の画像はアップしないことにします。そして、サンジミニャーノの町中のリストランテで晩ご飯・・ホテル内のレストランです。私は前菜とメインを注文、半数は前菜とパスタで終わり、しかもお疲れ気味かリボリータ・・豆とパンのスープを注文してる人が多かったですね。携帯で前菜を取るのを忘れましたが、チーズと梨のパイ包み焼きを。パイは薄い生地で脂っぽさは全然なく、あっさりとして薄味・・チーズクリームが濃厚でした。そしてメインには豚肉フィレをシンプルに焼いたもの・・お肉が柔らかくって、美味しかった。 白はハウスワイン的なシャバッとしたヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノをいただき、赤ワインはカステッロ・ディ・モンサントのCCR、イル・ポッジョ1999を。いい状態の熟成があって、とても美味しくいただきましたが・・他の料理は塩辛かったりして、みんなホント、疲れてましたね。だからきっと、ワインが美味しいことも・・あまり記憶に残ってないかもしれません。 キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ “イル・ポッジョ” カステッロ・ディ・モンサントこの日記を見て、思い出してくれると、嬉しいな